「お客様のピアノの型番は分かりますか?」
電話口でこう聞かれて、急に固まってしまったことはありませんか?
実家のリビングで長年当たり前のようにそこにいたピアノ。
でも、いざ「売却」「引っ越し」「修理の見積もり」となると、
メーカー名は分かるのに、型番だけがどうしても見つからない…。
「どこを見ればいいの?」「このアルファベットと数字の並びで合ってる?」
「間違った型番を伝えて恥ずかしい思いをしたくない」
そんな不安やモヤモヤがあるからこそ、今まさに“ピアノ型番調べ方”を検索しているのではないでしょうか。
安心してください。
ピアノの裏側に潜り込んだり、重たい本体を持ち上げたりしなくても、
“安全に・サクッと・プロ並みに”型番を特定するコツはちゃんとあります。
このページでは、アップライト・グランド・電子ピアノ別に、
「まずどこを見る?」「この表記が出てきたらどう読む?」
「シールが剥がれていても、そこからどう年式や価値を読み解く?」まで、
現役の買取・調律の現場で使われているピアノ型番調べ方を、やさしく順番に解説していきます。
読み終わるころには、
「うちの子は◯◯年ごろの、こんなグレードのピアノだったんだ」
と、ちょっと誇らしい気持ちでピアノを見られるはずです。
さっそく、あなたのピアノの“正体”を一緒にひもといていきましょう。
\ 型番が分からない不安をサクッと解消したい方へ /
ピアノ型番調べ方の全体像と、このページで解決できること

「ピアノ型番調べ方」と検索して、このページにたどり着いたあなたは、きっと今こんな状況のどれかに当てはまっているのではないでしょうか。
- ピアノを売りたいけれど、査定フォームに「メーカー名・型番・製造番号」を書けと言われて手が止まっている
- 修理や調律の見積もりを取りたいのに、「機種名は何ですか?」と聞かれて答えられず焦ってしまった
- 相続や実家の片付けでピアノが残り、「どんなピアノなのか」を家族に説明できなくてモヤモヤしている
- 引っ越し業者に「ピアノのタイプで料金が変わります」と言われ、正しい情報を伝えなきゃと不安になっている
こうした場面で必要になるのが「ピアノ型番調べ方」です。ただ、いざピアノの前に立ってみると、
- どこを開ければいいのか分からない
- 数字やアルファベットがいくつも書いてあって、どれが型番なのか判断できない
- 電子ピアノの場合、重くて裏面や底面が見づらい
という壁にぶつかりがちです。
多くのサイトでは「このフタを開けると、ここに書いてあります」と場所だけを紹介して終わってしまうことが少なくありません。でも、本当に知りたいのは「どこに書いてあるか」だけではなく、
- そもそも、なぜそこまでして型番を調べる必要があるのか
- 調べた後、その情報をどう活かせば損をせずに済むのか
- アップライト・グランド・電子ピアノで、具体的にどんな違いがあるのか
といった「背景」や「次の一歩」ではないでしょうか。
このページでは、単なるピアノ型番調べ方の「場所紹介」にとどまらず、
- 売却・修理・相続・引っ越しなど、目的別に型番がどんな役割を果たすのか
- アップライト・グランド・電子ピアノそれぞれの、安全で現実的な調べ方
- 型番だけでなく、製造番号やメーカー名もセットで整理するポイント
までをしっかりカバーします。
ゴールはただひとつ。
「ピアノ型番調べ方を知りたい人が、スマホ片手に記事を見ながら、迷わず・ケガなく・業者や家族にきちんと情報を伝えられる状態」になることです。
まずは、「なぜ今こんなにピアノ型番調べ方を知りたい人が増えているのか」という背景から、一緒に整理していきましょう。
なぜ今「ピアノ型番調べ方」を知りたい人が多いのか(売却・修理・相続・引っ越し)
「ピアノ型番調べ方」というキーワードの裏側には、単なる興味ではなく、切実な事情が隠れていることがほとんどです。代表的なパターンを、少し感情面も含めて見ていきましょう。
ピアノを売りたい・できれば高く売りたい
一番多いのが、ピアノを手放したいタイミングです。
- 子どもが大きくなってもう弾かなくなった
- 実家の売却や解体が決まり、とにかくピアノの行き先を決めなきゃいけない
- 他社査定があまりに安く、「本当にこの値段なの?」と不安になっている
どの買取業者のサイトを見ても、査定フォームにはほぼ必ず「メーカー名」「型番」「製造番号」の欄があります。ここを空欄にしたり、あいまいな情報で送ってしまうと、
- 正確な査定が出ない
- 再度写真や追加情報を求められて時間がかかる
- 本当はもっと高く売れる機種なのに、一般的な安い相場で見られてしまう
といったリスクが出てきます。つまり、ピアノ型番調べ方を知っているだけで「査定のスタートライン」が変わると言っても大げさではありません。
修理・調律の相談で「直す価値があるか」判断したい
修理や調律の問い合わせでも、型番はとても重要です。
- 古いピアノだけれど、まだ直して弾き続けられるのか知りたい
- 消音ユニットや自動演奏などを後付けできるのか相談したい
こういった相談をする際、型番や製造番号を伝えられると、
- 部品がまだ手に入るかどうか
- 構造的に施工が可能なモデルかどうか
- 修理にどれくらい費用がかかりそうか
といったところまで、かなり具体的な回答をもらいやすくなります。
相続・空き家・遺品整理の中でピアノの扱いに悩んでいる
最近増えているのが、相続や空き家問題に絡んだピアノです。
- 親が大切にしていたピアノを、簡単には捨てたくない
- 兄弟姉妹で「本当に価値があるのか」が分からず、話し合いが前に進まない
型番と製造番号が分かれば、
- だいたいどの年代のピアノなのか
- 今の中古市場でどれくらいの価値がありそうか
を客観的に判断しやすくなり、家族間の話し合いの土台にもなります。
引っ越しや保管、保険などの事務的な手続きのため
意外と見落とされがちなのが、引っ越しや保管、保険関連の手続きです。
- 大型引っ越しで「機種によって料金が変わります」と言われた
- トランクルームや倉庫に預ける時、価値のある楽器として扱ってほしい
- 万が一の水害や地震のとき、保険会社にどんなピアノか証明できるようにしておきたい
こうした場面でも、ピアノ型番調べ方を知っていて型番をきちんと控えておくことで、後々困らない準備ができます。
このように、「ピアノ型番調べ方」を検索する背景には、お金・時間・家族・思い出など、さまざまな不安や事情が絡み合っています。次は、その不安を少しでも解消するために、よく混同されがちな用語を整理していきましょう。
型番・製造番号・メーカー名・シリーズ名の違いをざっくり整理
ピアノ型番調べ方を解説するときに、必ずといっていいほど出てくるのが、
- 型番(機種名)
- 製造番号(シリアルナンバー)
- メーカー名
- シリーズ名
といった言葉です。「どれがどれだか分からない…」という状態のままだと、せっかく見つけた番号を業者に伝えるときにも不安になってしまいますよね。
メーカー名:いちばん分かりやすい「苗字」のような情報
メーカー名は、人に例えると「苗字」のようなものです。
- YAMAHA(ヤマハ)
- KAWAI(カワイ)
- Roland(ローランド)
- CASIO(カシオ)
- APOLLO(アポロ) など
多くの場合、鍵盤の上や前面にロゴが大きく書かれているので、最初にここをチェックします。
型番(機種名):そのピアノの「名前」にあたる部分
型番(機種名)は、人で言う「下の名前」のようなイメージです。
- アップライトやグランドなら:U3H、U1、C3、K-300 など
- 電子ピアノなら:CLP-〇〇〇、CN〇〇〇、AP-〇〇〇 など
アルファベットと数字の組み合わせになっていることが多く、「どんなグレードの、どんな仕様のピアノか」をざっくり表しています。査定や修理で一番よく聞かれるのがこの型番です。
製造番号(シリアル):同じ型番の中での「出席番号」
製造番号は、同じ型番の中で一台一台を区別するための「出席番号」のような存在です。
- 数字のみで構成されることが多い
- 桁数はメーカーによってさまざま(4〜7桁程度が目安)
この番号から、おおよその製造年が分かる場合もあり、「いつごろ作られたピアノか」を知る手がかりになります。
シリーズ名:特に電子ピアノでよく使われる「ブランド名」
シリーズ名は、メーカーの中の「ブランド」のようなものです。
- ヤマハの「Clavinova(クラビノーバ)」
- カシオの「CELVIANO(セルヴィアーノ)」など
ただ、査定や修理ではシリーズ名だけでは足りず、具体的な型番まで分かることが大切です。「クラビノーバのCLP-〇〇〇」「CELVIANOのAP-〇〇〇」といった形でセットで伝えられるとベストです。
まとめると、
- メーカー名 = ヤマハ・カワイなど(苗字)
- 型番(機種名) = U3H・CLP-635 など(下の名前)
- 製造番号 = その子だけの整理番号(出席番号)
- シリーズ名 = クラビノーバなど(ブランド名)
というイメージです。ここまで整理できていると、ピアノ型番調べ方の具体的な手順を読んだときに、「今、自分はどの情報を探しているのか」が分かりやすくなります。
この記事の読み方ガイド(アップライト・グランド・電子ピアノ別のナビ)
ここまでで、
- なぜ今「ピアノ型番調べ方」を知りたい人が増えているのか
- 型番・製造番号・メーカー名・シリーズ名の違い
がざっくり整理できました。
この先のパートでは、
- アップライトピアノ
- グランドピアノ
- 電子ピアノ・キーボード
のタイプ別に、ケガや破損を防ぎながら、安全に型番・製造番号を調べる具体的な手順を紹介していきます。
自分のピアノのタイプが分かる人
すでに「うちはアップライトだな」「これは電子ピアノだな」と分かっている方は、
- このままスクロールして、該当するタイプの見出しまで移動する
- その章に書いてある手順どおりに、実際にピアノをチェックしてみる
- 見つけた情報をメモに残したり、スマホでプレートやシールを撮影しておく
という流れで読み進めていただくのがおすすめです。
自分のピアノがどのタイプか分からない人
「そもそも、うちのピアノがアップライトか電子ピアノかも怪しい…」という場合は、
- 壁にぴったり立っている・コンセントがなくても音が出る → アップライトピアノ
- 大きなフタが横に開く・三本足で支えられている → グランドピアノ
- コンセントが必要・スピーカー穴やボタン、液晶表示がある → 電子ピアノ
とざっくり分類してみてください。それでも不安な場合は、家族に写真を送って相談したり、後で業者に画像を見てもらう前提で、「形が分かる写真」を何枚か撮っておくと安心です。
安全に作業するためのワンポイント
ピアノ型番調べ方は「ちょっとフタを開けるだけ」のイメージですが、
- 無理に重いフタを持ち上げる
- 1人でグランドピアノの大屋根を開けようとする
- 電子ピアノを勢いよくひっくり返す
といったやり方は、ケガや故障につながることがあります。記事の各パートでは、必ず「ここから先は無理をしない」「難しければプロに頼む」という目安もお伝えしていきますので、できる範囲で進めていきましょう。
次の章から、いよいよタイプ別の具体的なピアノ型番調べ方へと入っていきます。あなたの状況に合わせて、必要なところから読み進めてみてくださいね。
アップライトピアノのピアノ型番調べ方
ここでは、いわゆる「タンス型」のアップライトピアノを対象に、できるだけかんたんで安全なピアノ型番調べ方をまとめます。
「売却の査定フォームに型番を書けと言われて止まっている…」「古い実家のピアノで、どこを見ればいいのか分からない…」という方でも、フタを少し開けて、目で確認するだけで進められる手順にしています。
まずは、アップライトピアノ共通で見てほしいポイントから順番にお伝えしていきますね。
まずはここを見る!上前板・天屋根・譜面台まわりの型番プレート位置
アップライトピアノでピアノ型番調べ方をするときは、いきなり分解したり、無理にパーツを外したりする必要はありません。ほとんどの場合、次の3エリアをチェックすれば型番か、それに近い情報が見つかります。
① 鍵盤の上(譜面台まわり)
いちばん先に見てほしいのが、鍵盤のすぐ上のエリアです。
- 鍵盤フタを開ける
- 譜面台(楽譜を立てる板)の左右・下あたりを目で確認
- 小さな金属プレートや、シールで「英数字の組み合わせ」が書かれていないか探す
そこに「U3H」「U1」「K-○○」などの表記があれば、それが型番(機種名)である可能性が高いです。
② 上前板の裏側(上のフタを少し手前に引いて確認)
譜面台まわりに見当たらない場合は、上前板の裏側もチェックしましょう。
- まず、鍵盤フタを閉じておく(指を挟まないため)
- ピアノ上部の大きな板(天屋根)の手前側を、少しだけ持ち上げる
- そのまま手前に少し引き寄せると、上前板の裏側が見える
このとき、重さを感じたら無理に開け過ぎないことが大切です。中をのぞき込んだときに、金色のフレームや木部のどこかに、金属プレートやスタンプのような形で型番が表示されているケースもあります。
③ 天屋根の内側・側面のシール
メーカーや年代によっては、天屋根の内側や側面にシールで貼られている場合もあります。
- 天屋根を少し開けた状態で、手前側・横側を目視でチェック
- 白いラベルに「MODEL」「型式」などの項目がないか探す
ここに「メーカー名」「型番」「消費電力」などがセットで書かれていることもあります。アップライトピアノに慣れていないと、どこを見ていいか迷いやすいですが、まずは「鍵盤の上」「上前板の裏」「天屋根内側」の3カ所をセットで確認してみてください。
YAMAHA・KAWAI・APOLLOなど主要メーカー別の表示位置の傾向
同じアップライトでも、メーカーによってピアノ型番調べ方で見るべき位置に「傾向」があります。ここでは代表的な3メーカーについて、よくあるパターンをお伝えします。
YAMAHA(ヤマハ)の場合
ヤマハのアップライトピアノでは、次の場所に注目してみてください。
- 鍵盤のすぐ上、譜面台あたりに「U3H」「U1M」などアルファベット+数字の刻印
- 内部の金色フレーム右寄りに、数字だけの長い製造番号が刻まれている
「YAMAHA」のロゴ付近をよく見て、「U〜」「Y〜」「W〜」といった表示があれば、それが型番であることが多いです。
KAWAI(カワイ)の場合
カワイのアップライトは、ヤマハと似ている部分もありますが、表記の仕方に少し特徴があります。
- 鍵盤上の木部や譜面台近くに「K-300」「KS-2F」などの表記
- 内部フレームに数字のみの製造番号が刻印されている
カワイは「K-」「KS-」「US-」のようにアルファベット+数字の組み合わせが多いので、そのパターンを意識して探すと見つけやすくなります。
APOLLO(アポロ)など、その他の国内メーカー
アポロや、かつて日本各地で製造されていたピアノメーカーも、基本的な考え方は同じです。
- 鍵盤の上・譜面台周辺に「A-○○」「No.○○」などの表記
- 内部フレームに製造番号だけが刻印されているケースもある
古い国産ピアノでは、シールが剥がれていたり、プレートがくすんで読みにくいことも多いので、強くこすらず、やわらかい布で軽くホコリを払う程度にとどめましょう。
いずれのメーカーでも、
- メーカー名(ロゴ)
- アルファベット+数字の組み合わせ(型番)
- 数字のみの長い番号(製造番号)
の3つをセットで探すイメージでピアノ型番調べ方を進めると、「どれがどれ?」と混乱しにくくなります。
調律カード・保証書・購入時の見積書から型番を確認する方法
「ピアノ本体を触るのがこわい」「高齢の親だけしか家におらず、フタを開けるのは不安」という場合は、ピアノ周りの書類からピアノ型番調べ方をするのも有効です。
調律カード(調律手帳)をチェックする
多くのご家庭には、調律師さんが置いていった「調律カード」「調律手帳」が残っていることが多いです。
- ピアノの上やベンチの中、楽譜棚を探してみる
- カードの表面・裏面に「品番」「型式」「機種名」といった欄がないか確認
そこに「U3H」「K-300」などが手書きされていれば、それが型番です。製造番号まで書いてくれている調律師さんもいます。
保証書・取扱説明書に残っているケース
新しく購入したときの保証書や取扱説明書が残っていれば、そこにもピアノ型番調べ方のヒントがたくさんあります。
- A4サイズの封筒や、メーカー名入りの紙ファイル
- 「保証書」「取扱説明書」「製品登録カード」などのタイトル
これらのどこかに、
- 品名:アップライトピアノ
- 型式:U3H
- 製造番号:1234567
のような形でしっかり記載されていることがあります。
購入時の見積書・領収書もあなどれない
もし、購入時の見積書や領収書を保管しているご家庭であれば、そこもチェックしてみましょう。
- 家具や家電と一緒にファイリングされていることが多い
- 「品番」「商品名」「型式」欄に、型番がそのまま印字されていることが多い
実物を触らなくても、書類だけでピアノ型番調べ方ができれば、安全面でも安心ですし、遠方に住んでいても家族に「この紙を写真に撮って送って」とお願いしやすくなります。
実家の古いアップライトで埃だらけの場合の安全な確認ステップ
一番悩ましいのが、何十年も実家に置きっぱなしのアップライトピアノで、ホコリや汚れがかなりたまっているケースです。「触るのもこわい…」という方も多いと思います。
そんなときこそ、焦らず、安全第一でピアノ型番調べ方を進めることが大切です。
ステップ① 周りを片付けて、足元を安全にする
まずはピアノ本体より先に、周囲の安全確保から始めましょう。
- ピアノの前に積んである段ボールや荷物を、足元が見える程度までどかす
- 転びそうなもの・滑りそうなものがないかチェック
- 軍手とマスクがあれば着用する(ホコリ対策)
ステップ② 強くこすらず、やわらかい布でサッとホコリを払う
次に、鍵盤フタと譜面台まわりのホコリを軽く落とします。
- 乾いたやわらかい布で、軽くなでるようにホコリを払う
- アルコールスプレーや洗剤は使わない(塗装やロゴが傷む原因になるため)
この段階では「ピカピカにする」必要はなく、型番の印字やプレートが読めればOKです。
ステップ③ フタを少しだけ開けて、中をのぞく
ホコリがある程度落ちたら、先ほどお伝えした3エリア(鍵盤上・上前板裏・天屋根内側)を確認します。
- 重さを感じたら、それ以上フタを開けすぎない
- 片手でムリに支えず、必ず両手でゆっくり動かす
- 読みにくい場合は、スマホのライト機能でそっと照らす
どうしても文字が読みにくければ、スマホでプレート部分を撮影して、拡大して見るのもおすすめです。
ステップ④ それでも不安なら、無理をせず「写真で相談」へ切り替える
「フタが重くて怖い」「ピアノ自体がグラグラして不安」と感じたら、そこでストップしてOKです。
- ピアノ全体の写真(正面・横から・ロゴ部分)を撮る
- 可能なら、内部の見える範囲も数枚撮っておく
- 買取業者や調律師さんに「型番が自分では分からない」と正直に伝える
最近は、写真を送るだけで機種やおおよその年代を推測してくれる業者も増えています。
ピアノ型番調べ方を自分でやろうとしてケガをするより、「写真+分かる範囲の情報」でプロに相談する方が、結果的に早くて安全なことも多いです。
アップライトピアノのピアノ型番調べ方は、コツさえつかめばそこまで難しい作業ではありません。ただ、「古い」「重い」「ホコリだらけ」という条件がそろうと、一気にハードルが上がります。
この記事を見ながら、できる範囲だけ自分で、難しそうなところはプロにバトンタッチするイメージで進めてみてくださいね。
グランドピアノのピアノ型番調べ方

グランドピアノのピアノ型番調べ方を検索している方の多くが、
- 「大屋根、どうやって開ければいいのか分からない…」
- 「高価なピアノだから、ちょっと触るのもこわい…」
- 「売却や保険のために型番を知りたいけど、ケガや破損だけは絶対に避けたい」
という不安を抱えています。
ネット上では「大屋根を開けてフレームを見ればOK」とさらっと書かれている記事も多いのですが、実際の大屋根はとても重く、支え方を間違えると指を挟んだり、ピアノ本体を傷つけるリスクがあります。
ここでは、ピアノ型番調べ方を知りたい人が、できるだけ安全に・できる範囲だけ自分で確認できるように、グランドピアノ専用の手順と注意点をまとめました。
大屋根を開けてフレームを確認する基本動作と型番の刻印位置
まずは、グランドピアノならではの「大屋根を開ける」という動作から見ていきます。ここが一番緊張するポイントですが、手順を知っていれば、無理なく進められます。
大屋根を開ける前に必ず確認したいこと
いきなり持ち上げる前に、次の点をチェックしましょう。
- ピアノのまわりに椅子や荷物がないか(足元をスッキリさせる)
- 天井や照明に当たらない位置かどうか
- ペットや小さなお子さんが近くにいないか
大屋根は思った以上に大きく重いので、「持ち上げるスペース」と「安全に支えられる環境」を先に整えることが大事です。
大屋根を開ける基本的な流れ
一般的なグランドピアノの場合、流れは以下のようになります。
- 鍵盤フタを閉じる(指を挟むリスクを減らすため)
- ピアノの右側(鍵盤側から見て遠いほう)に回り込む
- 大屋根の端に手を添え、ゆっくりと上方向へ持ち上げる
- 大屋根支柱(棒状の支え)を所定の凹みに差し込んで固定する
このとき、片手で大屋根、片手で支柱を扱うのはかなり危険です。可能であれば、
- 1人が大屋根をしっかり支える
- もう1人が支柱をセットする
という「二人作業」にするのがおすすめです。
型番・製造番号が刻印されやすい位置
大屋根を開けると、金色のフレームと弦が見えます。このフレームに、型番や製造番号が刻印されているケースが多いです。
- 鍵盤に近いフレームの中央〜右寄りに、英数字の組み合わせ(例:C3、G2 など)
- フレームの奥側・右側あたりに、数字だけの長い製造番号(シリアルナンバー)
また、メーカーや年代によっては、
- 譜面台を外した奥のフレーム部分
- 鍵盤側手前の木部や金属プレート
に「MODEL ○○」「No. ○○○○○」といった形で表示されていることもあります。
「どれが型番か分からない…」というときは、
- 英字+数字の短い表記 → 型番(機種名)の可能性が高い
- 数字だけの長い表記 → 製造番号であることが多い
というイメージで見てみてください。
1人で無理にやらないための注意点(支え方・必要な道具・子ども対策)
グランドピアノの大屋根は、アップライトの上前板とは比較にならない重さがあります。ピアノ型番調べ方のためとはいえ、無理をするのは禁物です。
基本は「二人作業」を前提にする
理想は、
- 体力のある大人2人
- 一人は大屋根を支える役、もう一人は支柱のセットと確認役
という形です。特に、
- ピアノが大きめのフルサイズに近い
- ご自身が力にあまり自信がない
という場合は、「なんとか一人でやってしまおう」と考えないほうが安全です。
あると安心な道具・準備
必要に応じて、次のようなものを用意しておくと安心です。
- 滑り止め付きの軍手(手がすべらないようにするため)
- 小さめの懐中電灯やスマホのライト機能
- スマホ(写真を撮っておけば、後でじっくり確認できる)
ただし、軍手をしていても力の入れ方を間違えると支えきれない場合があります。重さを感じたら「これ以上は無理」と判断し、すぐに作業をやめる勇気も大切です。
小さなお子さん・ペット対策
意外と多いのが、「作業中に子どもが近づいてくる」「ペットが足元に来る」ケースです。
- 作業前に、別の部屋で遊んでもらうようにする
- どうしても同じ空間にいる場合は、必ず大人が一人は子どもから目を離さない
大屋根が途中で落ちてしまうと非常に危険なので、「作業に集中しすぎて周りが見えなくなる」状態を避けることを意識しましょう。
\ 安全に型番を確認できたら、今の価値も一度チェックしてみませんか /
型番の刻印が薄い・汚れて読めないときの見え方のコツ
グランドピアノは長年使われていることも多く、型番や製造番号の刻印が「見づらい」「汚れで読めない」こともよくあります。そんなときの、ちょっとしたコツをお伝えします。
光の当て方を変えてみる
刻印が薄くて読みにくいときは、光を工夫してみましょう。
- 真上からではなく、斜めからライトを当てる
- 部屋の照明だけでなく、スマホライトを横から当ててみる
刻印は「溝」になっているので、斜めから光を当てると影ができ、文字が浮かび上がって見えることがあります。
スマホで撮影して拡大する
目視で読みにくい場合は、スマホのカメラが頼りになります。
- 刻印部分にピントを合わせて撮影
- 撮った写真を拡大して、英字と数字をひと文字ずつ確認
目だけで追うよりも、静止画にして拡大したほうが、落ち着いて読み取れます。ピアノ型番調べ方をするときの定番テクニックです。
絶対にやらないほうがいいこと
読みにくいからといって、次のようなことは避けましょう。
- 金色のフレームを強くこする(塗装がはげる原因になります)
- 油性ペンやマジックでなぞる
- 溶剤や洗剤をかけて汚れを取ろうとする
刻印がどうしても読めない場合は、「読めない」と正直にプロに伝えるほうが、結果的にピアノも安全です。
調律師・運送業者に確認してもらうときの依頼の仕方
ここまで読んでみて「ちょっと自分一人では不安だな」と感じた場合は、最初からプロに頼るのも、立派な選択肢です。ここでは、調律師さんや運送業者さんにピアノ型番調べ方を手伝ってもらうときの依頼の仕方をまとめます。
調律師さんにお願いする場合
すでに付き合いのある調律師さんがいれば、その方に聞くのが一番スムーズです。
- 「売却や保険のために、メーカー名・型番・製造番号を知りたい」
- 「大屋根を開けるのが不安なので、調律のついでに確認してもらえませんか?」
といった形で、「目的」と「不安な点」をセットで伝えると、配慮しながら見てくれます。
ピアノ運送業者に相談する場合
引っ越しや移動を予定している場合は、運送業者も心強い味方です。
- 見積もりの段階で、「型番が分からない」と正直に伝える
- 「もし可能なら、当日スタッフさんに確認してもらえますか?」とお願いする
プロは大屋根の扱いにも慣れているので、自分では怖くて開けられない場合も、短時間で安全に確認してもらえることがあります。
問い合わせ時に用意しておくと喜ばれる情報
調律師さんや運送業者さんに依頼するとき、次の情報をセットで伝えられると、話がスムーズです。
- メーカー名(分かる範囲で)
- 外観の写真(全体・ロゴ・鍵盤部分など)
- 購入時期のおおよその年代(例:30年以上前、子どもが小学生のころなど)
「ピアノ型番調べ方を自分で完璧にやらなきゃ」と思い込む必要はありません。
グランドピアノは高価で繊細な楽器だからこそ、「プロに頼る」という選択肢も最初から視野に入れておくと、気持ちもずいぶんラクになります。
ここまでの内容を参考に、あなたにとっていちばん安全でムリのない方法で、グランドピアノの型番確認を進めてみてくださいね。
電子ピアノ・キーボードのピアノ型番調べ方(背面・底面・パネルを総チェック)
「ピアノ型番調べ方」と検索している方の中でも、いちばん迷いやすいのが電子ピアノ・キーボードです。
- 本体にボタンや液晶がたくさんあって、どれが型番なのか分からない
- 背面や底面を見たいけれど、重くて動かすのがこわい
- ネットで買ったから保証書もどこかに行ってしまった…
こんな状態だと、「ピアノ型番調べ方」を知りたい気持ちはあるのに、実際に動くのがつい後回しになってしまいますよね。
でも安心してください。電子ピアノやキーボードの場合は、背面シール・底面プレート・鍵盤下のラベルのどこかに、必ずと言っていいほど「型番」が隠れています。
この章では、ピアノ型番調べ方を知りたい人が、ケガや故障のリスクを避けながら、順番にチェックできるように、メーカー別の傾向や見落としやすいポイントまでまとめました。
背面シール・底面プレート・鍵盤下のシールで型番を探す手順
電子ピアノのピアノ型番調べ方は、ざっくり言うと「シール探し」です。多くのメーカーが、次の3カ所のどこかに型番を表示しています。
① 背面シールをチェックする(最初に試したい場所)
まずは、一番ラクな「背面」から見ていきましょう。
- コンセントやケーブルを抜き、電源がオフになっていることを確認
- 本体の後ろ側に回り込み、腰を落として目線を低くする
- 黒・白・銀などのシールに「MODEL」「型式」「型番」と書かれた欄がないか探す
そこに、例えば「P-125」「CLP-745」「HP702」「PX-S1100」などの表記があれば、それがピアノの型番(機種名)です。
② 背面で見つからなければ、底面プレートを確認
背面にそれらしいシールがない場合は、底面プレートもチェック対象です。
- 本体を少しだけ手前に引き、下に懐中電灯やスマホのライトを当てる
- 底面に金属プレートやシールが貼られていないか探す
スタンド一体型の電子ピアノでも、本体の「鍵盤部分の裏側」にラベルが付いていることがよくあります。
ただし、無理に本体を持ち上げたり、1人でひっくり返すのは絶対NGです。あくまでも「見える範囲で確認する」イメージで進めてください。
③ 鍵盤下や側面のシールも見落としがち
モデルによっては、
- 鍵盤の下側のフチ
- スピーカーの近くの側面
などに、ひっそりとシールが貼られていることもあります。
「背面にも底面にもない!」という場合は、
- 鍵盤の一番端の下辺り
- 側面パネルの下方
を目で追ってみてください。シールには「製造番号(SERIAL)」や「電源・電圧」なども併記されていることが多いので、英字と数字の組み合わせを一つずつ確認すると見つけやすくなります。
ROLAND・CASIO・KORG・YAMAHAなどメーカー別のよくある表記例
電子ピアノのピアノ型番調べ方のコツは、「メーカーごとの“お作法”をざっくり知っておくこと」です。ここでは代表的なメーカーのよくある表記パターンをまとめます。
YAMAHA(ヤマハ)の場合
ヤマハの電子ピアノ・キーボードでは、次のような表記が多いです。
- 背面ラベルに「YAMAHA」のロゴと一緒に「MODEL P-125」「MODEL CLP-745」など
- 型番は「P-」「CLP-」「YDP-」「PSR-」などのアルファベット+数字
「MODEL」「型式」と書かれた横の文字列が、査定や修理で伝えるべき型番になります。
ROLAND(ローランド)の場合
ローランドの場合も、背面シールに情報がまとまっていることが多いです。
- 「Roland」のロゴの下あたりに「Model HP702」「Model FP-30X」など
- シリアルナンバー(製造番号)は「S/N」の表記で数字+英字
「HP」「FP」「RP」など、2文字程度のアルファベット+数字の組み合わせが型番の基本形です。
CASIO(カシオ)の場合
カシオの電子ピアノ・キーボードは、シリーズ名とセットで覚えておくと理解しやすくなります。
- シリーズ名:Privia(プリヴィア)やCELVIANO(セルヴィアーノ)など
- 型番:PX-S1100、AP-470 など「PX-」「AP-」+数字の組み合わせ
背面シールや底面プレートに「CASIO」のロゴとともに、「MODEL PX-S1100」「MODEL AP-270」などと記載されています。
KORG(コルグ)の場合
KORGは、ステージピアノやシンセサイザーのイメージも強いメーカーですが、ホーム用デジタルピアノも多数あります。
- 背面ラベルに「KORG」のロゴと「Model LP-380」など
- 「LP-」「B2」「C1 Air」など、アルファベット+数字の多様なパターン
シリーズ名と型番が一体になっていることもあるので、「Model」の隣にある文字列をセットで控えておくと安心です。
どのメーカーでも、
- 「MODEL」「型式」「型番」と書かれた項目
- その横にある英字+数字の組み合わせ
が、ピアノ型番調べ方で探すべき“正解の文字列”です。ロゴの上下や、電源表示の近くを丁寧に見ていきましょう。
本体とスタンドで型番が違うときの見分け方と、どの番号を伝えればいいか
電子ピアノならではの悩みが、「本体とスタンドの型番が違う問題」です。
- 本体ラベルには「P-125」と書いてあるのに、スタンドには「L-125」とある
- スタンドの箱だけ保管していて、どっちが本当の型番なのか分からない
ピアノ型番調べ方を知りたい人がよくつまずくポイントなので、整理しておきましょう。
型番として優先すべきは「音が出る本体側」
売却査定・修理・保証など、ほとんどの場面で重要なのは、
- 鍵盤とスピーカーが付いている「音の出る本体」の型番
です。スタンドは別売りオプション扱いのことも多く、
- 本体:P-125
- スタンド:L-125
のように、アルファベット1文字違いでまぎらわしく表示されることもあります。
どの番号を業者に伝えればいい?
買取査定や修理の問い合わせでは、次のように伝えるのがおすすめです。
- 「電子ピアノ本体の型番:P-125」
- 「専用スタンドの型番:L-125(あれば)」
つまり、必須なのは本体の型番、スタンドの情報は「あるとより詳しいイメージが伝わる追加情報」という位置づけで考えてOKです。
箱だけ残っている場合の注意点
本体やスタンドの段ボール箱が残っている場合は、
- 箱に書かれている型番が「本体用」なのか「スタンド用」なのか
- セット品(本体+スタンド)としての型番になっていないか
を必ずチェックしましょう。「本体の箱」と「スタンドの箱」が別々にあることも多いので、念のため両方確認するのが安全です。
ネット購入・サブスクレンタル品など書類がない場合の確認ポイント
最近増えているのが、
- ネットで購入したけれど、メールも領収書もどこかに行ってしまった
- サブスクのレンタル品で、書類はスマホの中にしかない
といったケースです。こういった場合でも、ピアノ型番調べ方にはいくつかヒントがあります。
購入履歴・マイページをチェックする
ネット購入の場合、まずはショップの購入履歴を確認しましょう。
- 楽天・Amazon・Yahoo!ショッピングなどの「注文履歴」
- 楽器店のオンラインストアの「マイページ」「購入履歴」
ここに、商品名と一緒に「YAMAHA P-125B」「ROLAND FP-30X-WH」など、型番込みの表記が残っていることが多いです。
サブスク・レンタルの場合は契約画面やメールを探す
月額レンタルやサブスクサービスの場合、
- 契約完了メール
- マイページの契約内容一覧
に、型番が明記されているケースがほとんどです。見つからない場合は、
- サービス名+「マイページ」で検索してログイン
- 「契約中の機種」「お届け中の商品」といった項目を確認
といった順番で探してみてください。
どうしても分からないときは「写真+分かる範囲の情報」で問い合わせる
背面や底面を見ても型番がよく分からない、購入履歴も出てこない…そんな場合は、「分かる範囲だけ整理してプロに聞く」という方法がおすすめです。
- 本体全体が分かる写真(正面・斜めから)
- ロゴ部分や操作パネルが分かるアップ写真
- 背面シールや底面プレートのアップ写真
これらを用意したうえで、買取業者や楽器店、レンタル会社に「ピアノ型番調べ方を試したけれど分からなかった」ことを正直に伝えれば、かなりの確率で機種名を特定してくれます。
電子ピアノ・キーボードのピアノ型番調べ方は、最初は少しややこしく感じるかもしれませんが、
- 背面シール → 底面プレート → 鍵盤下や側面
- 本体の型番を最優先で探す
- 分からなければ「写真+購入履歴」でプロに相談
という流れを覚えておけば、迷子になりにくくなります。あなたの「これ、本当はどんな機種なんだろう?」というモヤモヤが、この記事で少しでもスッキリしたらうれしいです。
【型番(機種名)】
アップライトピアノ:U3H
※鍵盤上のプレートとフレーム部分の刻印を確認しました
【製造番号】
No. 2919972(フレーム右側の刻印)
【設置場所】
戸建て2階/階段あり(直線階段・踊り場なし)
【状態】
・10年以上調律していない
・外装に小さなキズと色あせあり
・自動演奏ユニットの後付けなどはなし
【添付写真】
①ピアノ全体(正面から)
②ロゴ部分のアップ
③型番・製造番号の刻印アップ
【型番(機種名)】
電子ピアノ:P-125B
※背面シールの「MODEL P-125B」の表示を確認しました
【製造番号】
SERIAL:Y1234567
【購入時期】
2019年ごろにネット通販で購入(正確な日付は不明)
【状態】
・純正スタンド&ペダル付き
・音出しは問題なし
・タバコ・ペットなし
【添付写真】
①本体全体(スタンド込み)
②背面シールのアップ
③鍵盤と操作パネルのアップ
それでもピアノ型番が見つからないときの最終手段

ここまでの手順を試しても「どうしてもピアノ型番が見つからない…」ということは、実は珍しくありません。
- シールが剥がれていて読めない
- フレームの刻印が薄くて数字が判別できない
- 古い実家のピアノで、書類もどこかに行ってしまった
こんな状況だと、「もう売れないのかな…?」「査定を断られたらイヤだな…」と不安になりますよね。
でも安心してください。
ピアノ型番調べ方は“型番だけ”がすべてではなく、代わりに伝えられる情報を集めれば、業者や専門家は意外ときちんと判断してくれます。
このパートでは、
- シールや刻印が読めないときに集めておくべき「代替情報」
- やってしまいがちな危険な探し方と絶対NG行為
- 専門業者やメーカーへ相談するときの、具体的な伝え方と写真・動画の撮り方
をまとめていきます。「ピアノ型番調べ方をもう限界までやった…」というところから、一歩先に進みたいときの“最終手段”として使ってください。
シールが剥がれている・刻印が消えているときに試すべき代替情報
まずは、「型番そのものは分からないけれど、それ以外の情報なら出せる」というところから整理していきましょう。業者やメーカーにとっては、次のような情報でもかなりヒントになります。
代替情報① メーカー名+ピアノの種類
型番より先に、まずはここが大事です。
- メーカー名:YAMAHA、KAWAI、APOLLO、Roland、CASIO、KORG など
- 種類:アップライトピアノ/グランドピアノ/電子ピアノ/キーボード
鍵盤の上のロゴさえ読めれば、「どのメーカーの、どんなタイプのピアノなのか」は伝えられます。ピアノ型番調べ方に悩んだときも、まずはこの2点をしっかり押さえておきましょう。
代替情報② おおよその購入時期・設置場所
次に、「いつごろ買ったか」「どんな環境で置いていたか」も重要な情報になります。
- 購入時期の目安
例)1980年代前半に祖父母が購入/20年ほど前に楽器店で新品購入 など - 設置環境のイメージ
リビング/和室/日当たりの良い部屋/窓の近く/マンション高層階 など
これだけでも、「どのシリーズの年代っぽいか」「状態がどう劣化していそうか」のイメージを業者側がつかみやすくなります。
代替情報③ 調律カード・保証書・楽器店のステッカー
本体のシールや刻印がダメでも、周辺の書類やステッカーに手がかりが残っていることがあります。
- 調律カード・調律手帳:品番や型式が手書きされている場合あり
- 保証書:品名・型式・製造番号が印字されていることもある
- ピアノの側面や背面に貼られた楽器店のシール:店名や購入時期から、楽器店がモデルを特定できるケースもある
「ピアノ型番調べ方をしたけれど本体では見つからない」という場合でも、紙の情報やステッカーをスマホで撮って送るだけで、プロが推測してくれることも多いです。
代替情報④ 見た目の特徴(色・高さ・ペダル数・装飾)
型番が不明でも、見た目の特徴は立派なヒントになります。
- 色:黒・マホガニー・木目調・白など
- 高さ:自分の身長と比べたざっくりの高さ(肩くらい/胸くらい などでOK)
- ペダル数:2本か3本か
- デザイン:脚が猫脚かどうか、譜面台に装飾があるかどうか など
これらをまとめて伝えると、「おそらく○○シリーズの△△モデルに近いですね」と絞り込んでもらいやすくなります。
絶対にやってはいけない危険な探し方(無理な分解・持ち上げ・クリーナー使用)
「どうしても型番を知りたい…!」という気持ちが強いほど、やりすぎてしまいがちなのが“危険な探し方”です。ここでは、ケガや破損につながる可能性が高いNG行為をあらかじめ共有しておきます。
NG① 自力での無理な分解・部品外し
ネットで調べると、上前板の外し方や内部の外し方まで紹介している情報もありますが、
- 構造に慣れていない人が真似すると、バランスを崩してピアノが倒れかける
- ネジや金具を紛失して、元通りに戻せなくなる
- 内部のアクションを痛めてしまい、音が出にくくなる
といったリスクがあります。
ピアノ型番調べ方のためだけに、本格的な分解を素人が行うのはNGだと考えておきましょう。
NG② 1人で持ち上げたり、大きく傾ける
アップライト・グランド・電子ピアノいずれも、本体はかなりの重量があります。
- 1人で持ち上げて裏側を見ようとする
- 台車に乗せたまま傾けて底面を見ようとする
こうした行為は、
- 腰や足を痛める
- ピアノが滑って床や壁を傷つける
- 最悪の場合、倒れてケガをする
など、取り返しのつかない事故につながることがあります。
持ち上げないと見えない場所のシールまで無理に確認しようとせず、「見える範囲+写真」でプロに相談するほうが、結果的に安全で早道です。
NG③ 強力なクリーナー・溶剤で刻印部分をこする
刻印やシールが汚れていると、「磨けば読めるかも」と思ってしまいますが、
- 金属フレームにクリーナーや研磨剤を使う
- シール部分をアルコールや洗剤でゴシゴシこする
といったことをすると、
- 塗装が剥がれて色ムラになる
- 肝心の印字自体が消えてしまう
という本末転倒な結果になりかねません。
どうしてもホコリが気になる程度なら、乾いた柔らかい布で「そっとなでる」くらいにとどめるのがおすすめです。
NG④ ネットで見た「裏技」をそのまま真似する
中には、
- 大屋根の支え方や部品の外し方を、実物と違うモデルで説明している情報
- プロ向けのメンテナンス手順を、初心者でも簡単にできるように見せている動画
などもあります。
ピアノによって構造や重さはまったく違うため、別モデルのやり方をそのまま真似するのはとても危険です。
「これは自分では無理かも」「重そうだな」と少しでも感じたら、そこで作業を止めてプロに相談してOK。安全第一でいきましょう。
専門業者・メーカーに問い合わせるときの伝え方と準備する写真・動画
「もう自分でできるピアノ型番調べ方はやり切った」という段階まで来たら、いよいよプロの出番です。ここでは、ピアノ買取業者・調律師・運送業者・メーカー窓口などに相談するときの、具体的な伝え方と、用意しておくと喜ばれる写真・動画をご紹介します。
準備しておきたい写真・動画のチェックリスト
まずはスマホで、次のような写真・動画を撮っておきましょう。
- ピアノ全体が写った写真(正面から1枚、できれば斜めからも1枚)
- メーカーのロゴ部分のアップ写真
- 型番や製造番号がありそうな場所のアップ写真(たとえ読めなくてもOK)
- ペダル部分・脚の形・側面のデザインが分かる写真
- 可能なら、ピアノをぐるっと一周撮った短い動画(全体の雰囲気が伝わる)
「見え方が悪いかも…」と思っても、プロの目から見ると十分なヒントになることがあります。とにかく“現物の雰囲気が分かる材料”を増やしておくイメージです。
問い合わせに使える文章テンプレ(買取業者・調律師向け)
メールやLINE、問い合わせフォームにそのまま貼れるような文例です。ピアノ型番調べ方を試したけれど分からなかったときに、そのまま使えます。
【ご相談内容】
自宅(または実家)にあるピアノの型番が分からず、
査定(または移動・調律)のご相談をしたくご連絡しました。
【分かっている情報】
・メーカー名:YAMAHA(ヤマハ) ※ロゴを確認しました
・種類:アップライトピアノ(黒の木目調)
・ペダル数:3本
・購入時期:おそらく1980年代前半に新品で購入
・設置場所:戸建て2階 和室
【型番について】
・フレームやシールを確認しましたが、
型番・製造番号ともに、汚れや経年劣化で読み取れませんでした。
・本メールに、ピアノ全体とロゴ、刻印部分の写真を添付しています。
【お伺いしたいこと】
・いただいた写真の範囲で、型番やおおよそのモデル名を推測いただくことは可能でしょうか。
・もし追加で必要なカットや、測っておくべき寸法などがあれば教えてください。
メーカー窓口に問い合わせる場合のポイント
メーカーに直接問い合わせる場合は、次のような点も添えると親切です。
- シリアルナンバーが一部だけ読める場合は、その範囲だけでも記載する
- 鍵盤数(88鍵か、それより少ないか)
- 電子ピアノの場合は、見た目が近い現行モデルがあれば、その型番もあわせて書いておく
例えば、電子ピアノであれば、こんな書き方もできます。
【電子ピアノのモデル確認について】
・メーカー名:YAMAHA
・種類:電子ピアノ(据え置き型)
・背面シール:
MODEL欄の印字がほぼ消えており、型番が読み取れません。
SERIAL欄には「J1234***」と一部のみ読める状態です。
・写真:
本メールに本体全体、背面シールのアップ、
鍵盤や操作パネル周辺の写真を添付しております。
・補足:
見た目は、現行モデルのYDPシリーズに近い印象です。
もし型番の特定や、おおよその発売年代が分かれば教えていただきたいです。
「自分で全部解決しなくていい」と考えるだけでラクになる
ピアノ型番調べ方を検索していると、「自分で完璧に型番を突き止めなきゃ」と感じてしまいがちですが、実はそうではありません。
- 分かる範囲の情報を集める
- 危険な作業は避ける
- あとはプロに写真や動画を見てもらって一緒に考える
という流れで十分です。
型番が読めないからといって、すぐに「値段がつかない」「相談してはいけない」ということはありません。
あなたが丁寧に集めた情報は、必ず次の専門家につながる“バトン”になります。
無理に一人で抱え込まず、「ここまで調べたので、あとはお願いします」と安心して頼ってみてくださいね。
調べたピアノ型番から年式・おおよその価値を知る方法
ここまでで「ピアノ型番調べ方」はだいたい分かってきて、
- うちのピアノは「YAMAHA U3H」だった
- 電子ピアノは「P-125」だった
というところまでたどり着いた方も多いと思います。
次に気になるのが、
- 「この型番って、いつごろ作られたピアノなんだろう?」
- 「今売ったらどれくらいの価値があるんだろう?」
- 「処分するのはもったいない? それとももう寿命?」
という「年式」と「おおよその価値」ですよね。
このパートでは、あなたが調べた型番をもとに、
- メーカーの情報から年式をある程度しぼり込む方法
- ネット検索で“相場感”だけを上手にチェックするコツ
- 売却・買い替え・寄付・処分など、次の一歩の選び方
を分かりやすく整理していきます。「ピアノ型番調べ方」のゴールを、“次の行動”につなげるイメージで読んでみてくださいね。
メーカー公式の年式一覧・サポートページで製造年を調べるコツ
ピアノの年式を調べるとき、いちばん信頼できるのはやはり「メーカー側の情報」です。
とはいえ、最初から難しく考えなくてOKです。ざっくりした流れは、
- メーカー名と型番・製造番号を手元に用意する
- メーカーの公式サイトやサポートページを開く
- 年式一覧や問い合わせフォームから、おおよその製造年を確認する
というシンプルなもの。ここから、少しだけ具体的なコツをお伝えします。
ステップ① 「メーカー名+年式+型番」などで公式情報を探す
まずはパソコンやスマホで、こんな感じに検索してみましょう。
- 「ヤマハ アップライト 年式 一覧」
- 「カワイ ピアノ 年式 調べ方」
- 「メーカー名 + シリアルナンバー + 年式」
メーカーによっては、
- 製造番号の範囲ごとに製造年が書かれた一覧表
- 「型番+製造番号を入力すると製造年が分かる」ページ
などを公開しているケースもあります。
ステップ② 一覧表の場合は「製造番号の範囲」でおおよその年を絞る
もし一覧表が見つかった場合は、手元の製造番号と見比べてみましょう。
- 例:No.2,900,000〜3,100,000 → 1979〜1981年製
といった感じで「このあたりに入っているから、だいたい○年ごろのピアノだな」とつかめれば十分です。1年単位で分からなくても、査定や買い替えの判断にはほとんど困りません。
ステップ③ 情報が見つからない場合はサポート窓口に聞いてしまう
古いモデルやマニアックな機種だと、一覧表に載っていないこともあります。そんなときは、公式の問い合わせフォームやサポート窓口に、
- メーカー名
- 型番(機種名)
- 製造番号(読める範囲で)
をまとめて送り、「おおよその製造年を教えていただけますか?」と聞いてしまうのもひとつの手です。
丁寧に返信をくれるメーカーも多いので、「自分で調べきれない=ダメ」ではなく、「ここからはメーカーにバトンタッチ」くらいの気持ちでOKです。
型番+キーワード検索で「相場感」をざっくりつかむときの注意点
年式がだいたい分かってくると、次に気になるのは「で、今いくらくらいするの?」という価値の話ですよね。
いちばん手軽なのは、
- 「型番 + 買取」
- 「型番 + 中古」
- 「型番 + 相場」
などと検索して、ネット上の情報をざっくり見る方法です。ただし、ここにはいくつか落とし穴もあるので、注意点とセットで見ていきましょう。
ポイント① 「最高価格」だけを信じない
ネット上には、
- 「最大〇〇万円で買取!」
- 「過去の買取実績:△△万円」
と、良い条件だけを並べているケースもあります。
これらは「状態がとても良い」「調律やメンテナンスが行き届いている」「人気エリアでの出張買取」など、かなり条件がそろったときの金額であることが多いです。
なので、
- 「ここに書いてある金額が、そのまま自分のピアノに当てはまる」とは限らない
- 「あくまで“天井価格の目安”」くらいのイメージで見る
というスタンスで眺めるのが安心です。
ポイント② 中古販売価格=買取価格ではない
中古楽器店やフリマサイトで、自分と同じ型番のピアノが売られていることもあります。そのときに気をつけたいのが、
- 「中古販売価格」と「買取価格」はまったく別物
という点です。
例えば、中古販売価格が30万円でも、そこから
- 運送費・調律費
- 販売店の利益
- 在庫リスク
などが差し引かれて、買取価格はもっと低くなるのが普通です。「販売価格の何割くらいが買取ラインかな?」と、大まかなバランスを見る程度にとどめておきましょう。
ポイント③ ネットの情報は「参考程度」にして、最終的には見積もりで確認する
ネット検索はとても便利ですが、
- 部屋の環境(湿気・日当たり)
- 調律の有無や回数
- 小さなキズや故障の有無
といった、「あなたのピアノならではの条件」までは反映されません。
なので、
- ネット検索 → ざっくりとした「相場感」を知る
- 実際の査定 → あなたのピアノに合わせた「具体的な金額」を知る
という、二段構えで考えるのがおすすめです。
ピアノ型番調べ方で手に入れた情報は、あくまで“スタートライン”。最終的な金額は、プロに現物を見てもらって初めて決まる、くらいの感覚でいるとガッカリしにくくなります。
売却・買い替え・寄付・処分…型番がわかったあとのベストな選択肢
ここまで来ると、
- 型番と年式のおおよそのイメージがつかめた
- ネット検索で「だいたいこのくらいの価値かな」という相場感も見えてきた
という状態になっているはずです。
あとは、
- 売却するのか
- 買い替えるのか
- 寄付や譲渡という形にするのか
- 思い切って処分してスペースを空けるのか
という「次の一歩」を選ぶフェーズです。それぞれの選択肢について、ざっくり整理しておきますね。
選択肢① 売却して現金化する
まだまだ使える年式・状態であれば、まず検討したいのが売却です。
- 専門のピアノ買取業者にまとめて見積もりを取る
- 楽器店やリサイクル店にも一度だけ相談してみる
といった形で、複数社の意見を聞くと安心です。
そのとき、これまで調べた
- 型番・製造番号
- 年式(分かる範囲で)
- 設置環境・調律の有無・キズや故障の状態
をセットで伝えれば、話がとてもスムーズに進みます。
選択肢② 買い替え前提で「下取り」を検討する
「今のピアノを手放して、別のピアノを迎えたい」という場合は、買い替え前提の下取りも選択肢になります。
- 同じメーカーの新しいモデルに買い替える
- アップライト → 電子ピアノへコンパクト化する
といったときは、販売店側で下取りキャンペーンをしていることもあります。
型番が分かっていれば、「このモデルの下取りはできますか?」と具体的に相談しやすいので、ピアノ型番調べ方の成果がそのまま活きてきます。
選択肢③ 学校・施設・知人への寄付や譲渡
「お金よりも、誰かに使ってもらえたらうれしい」という気持ちが強い方は、寄付や譲渡という形もあります。
- 地域の保育園・幼稚園・学校・サークルなど
- ピアノ教室を始めたばかりの知人や、音大生
に声をかけると、喜ばれることもあります。ただし、
- 運送費をどちらが負担するか
- 調律・メンテナンスをどうするか
といった現実的な部分も一緒に話し合う必要があります。型番と年式が分かっていれば、相手側も
「どのくらいの古さのピアノか」をイメージしやすいので、具体的な話が進めやすくなります。
選択肢④ どうしても価値がつかない場合は、処分+思い出の整理
年式がかなり古く、状態も悪くて「ほとんど値段がつかない」という結果になることも、正直あります。それでも、
- 処分業者に依頼して安全に搬出する
- その前に、写真を撮ったり、家族で最後に1曲だけ弾いたりする
といった形で、「思い出の区切り」をつけることもできます。
ピアノ型番調べ方を通して、これまでの歴史や年式を知ったうえでお別れするのは、なんとなく心の整理もしやすくなりますよね。
ここまでたどり着いたあなたは、すでに「ただなんとなく処分する」のではなく、
- 型番を調べて
- 年式や価値の目安を知って
- そのうえで、自分と家族にとってベストな選択肢を考える
という、とても丁寧なステップを踏もうとされています。
この記事で学んだピアノ型番調べ方と、その先の年式・価値の考え方が、あなたの「このピアノ、どうしよう…」というモヤモヤを、少しでも軽くできますように。次の一歩を選ぶときの、ひとつの判断材料として、ぜひじっくり役立ててみてくださいね。
よくあるケース別Q&A「こんな型番でも大丈夫?」

ここまでで「ピアノ型番調べ方」の流れはだいたいイメージできたと思いますが、実際にピアノを前にしてみると、
- 英語と数字がいくつも書いてあって、どれが型番なのか分からない
- 譲り受けたピアノで、書類が何も残っていない
- メーカー名を見ても「聞いたことがないブランドだった…」
など、「これってどう判断したらいいの?」と不安になるケースも多いです。
ここでは、「ピアノ型番調べ方」を実際に試したあとに出てきやすい“つまずきポイント”を、ケース別Q&Aの形でまとめました。自分の状況に近いものをチェックして、「この型番でも大丈夫かな?」というモヤモヤを一緒にほどいていきましょう。
アルファベットだけ・数字だけ・似た型番が複数ある場合
まず多いのが、「型番っぽいものがいくつも見つかってしまう」パターンです。
Q1:アルファベットだけ/数字だけの表示でも、型番として伝えていい?
結論からいうと、アルファベットだけ・数字だけでも、候補として十分OKです。
- 英字+数字:型番であることが多い(例:U3H、K-300 など)
- 数字だけ:製造番号(シリアルナンバー)であることが多い
- アルファベットだけ:シリーズ名や記号のこともあれば、型番の一部の場合もある
どれか一つに決められないときは、「候補をすべてメモして、業者にまとめて伝える」で大丈夫です。
Q2:型番っぽい表記が複数あるとき、どう整理すればいい?
ピアノの本体には、こんな感じでいくつか情報が並んでいることがあります。
- メーカー名(YAMAHA、KAWAI など)
- 英字+数字の短い表記(U3H、C3、K-15 など)
- No.+数字だけの長い番号(No. 2919972 など)
この場合、メモは次のように分けておくと分かりやすいです。
- 「型番(機種名)の候補」:英字+数字の短いもの
- 「製造番号の候補」:No.から始まる数字だけの長いもの
問い合わせるときは、
【候補として見つかった表記】
・U3H
・No. 2919972
のように「どこに、どう書かれていたか」もセットで伝えると、プロ側が判断しやすくなります。
Q3:スタンドやユニット用の型番と、本体の型番が混ざっていそう…
電子ピアノや後付けユニットの場合、
- ピアノ本体の型番
- 専用スタンドの型番
- 自動演奏ユニットの型番
など、複数の型番が混在していることがあります。
迷ったときは、次のように分けて書き出しておきましょう。
- 「鍵盤が付いている本体に直接書いてある型番」
- 「スタンド側のシールに書いてある型番」
- 「ユニット(後付け機器)に貼られている型番」
ピアノ買取や運送の問い合わせでは、一番優先されるのは“音の出る本体の型番”です。分からなければ、
本体に「P-125」、スタンドに「L-125」と表記があります。
どちらを優先して伝えればよいでしょうか?
と、そのまま質問してOKです。「間違えたらどうしよう」と考えすぎず、「候補を全部そのまま見せる」ほうが、かえって早く解決します。
譲り受けたピアノで書類が一切ない場合にできること
次に多いのが、「実家や親戚から譲り受けたピアノで、書類が何も残っていない」というケースです。調律カードも保証書も見当たらないと、ピアノ型番調べ方をしていても不安になりますよね。
ステップ① 本体から分かる情報を最大限ひろう
まずは、「本体から読み取れる情報」だけでどこまで分かるかを整理してみましょう。
- メーカー名(ロゴ)
- 型番の候補(英字+数字の短い表記)
- 製造番号の候補(数字のみ、No.から始まるものなど)
- ペダルの本数・色・高さなどの見た目
ここまでできれば、書類がなくても情報としてはかなり優秀です。
ステップ② 家族や親戚に「買った時期とお店」を聞いてみる
意外と頼りになるのが、家族や親戚の記憶です。
- 「小学校に上がるころに買ってもらった」
- 「近所の○○楽器店で買った」
- 「祖父母が新築祝いで用意してくれた」
こうした情報があるだけで、
- おおよその年代
- どのランク帯のモデルだったか
のヒントになります。楽器店側に記録が残っていれば、問い合わせでモデルを特定できることもあります。
ステップ③ 調律師さんに型番特定を手伝ってもらう
もし今後も弾き続ける予定があるなら、調律をお願いするタイミングで、
型番がよく分からず困っているのですが、
調律の際に見ていただくことはできますか?
と相談してみましょう。
- プロの調律師は、型番やシリーズを見分けるのが得意
- 状態や価値についても、ざっくりコメントをもらえることがある
など、「ピアノ型番調べ方+今後の付き合い方」まで含めて相談できるのが大きなメリットです。
ステップ④ 書類なしでも査定・相談はしてOK
「書類がないと査定してもらえないのでは?」と思う方も多いのですが、実はそんなことはありません。
- 本体の写真(全体・ロゴ・型番刻印まわり)
- 分かる範囲の型番・製造番号
- おおよその購入時期
が分かっていれば、多くの業者は十分相談に乗ってくれます。「書類がないから…」とあきらめず、まずは今ある情報だけで一度問い合わせてみるのがおすすめです。
海外ブランド・聞いたことがないメーカー名だったときの調べ方
最後は、「ロゴを見ても聞いたことがないメーカー名だった」「海外ブランドっぽいけれど情報が少ない」というケースです。
ステップ① ロゴをできるだけ正確に読み取る(写真に撮る)
海外ブランドや古いメーカーの場合、ロゴの筆記体が読みにくいこともあります。まずは、
- ロゴ部分をスマホでアップに撮る
- アルファベットを一文字ずつ確認する
- 分からない文字は「?」や「*」などに置き換えてメモする
といった感じで、「読み取れる範囲で文字に起こす」ことから始めましょう。
ステップ② 「メーカー名らしきもの+piano」で検索してみる
読み取れたメーカー名の候補があれば、
- 「〇〇 piano」
- 「〇〇 ピアノ」
- 「〇〇 ピアノ ブランド」
のように検索してみましょう。
- 海外の老舗ブランド
- かつて存在した国産メーカー
- 家具メーカーが手がけたピアノ
など、いろいろなパターンが見つかることがあります。
ステップ③ 国名・工場名・輸出用ブランド名の可能性を考える
海外製ピアノの中には、
- 国名や地名をそのままブランド名にしているもの
- 日本向けに別ブランド名を使っていたもの
などもあります。
背面や内部のラベルに、
- 「Made in ○○」
- 工場名や会社名
が書かれていないかもチェックし、それも含めてメモしておくと、業者や調律師が判断しやすくなります。
ステップ④ 海外ブランドに強い買取業者や専門家に相談する
海外ブランドの場合は、取り扱い実績が少ない業者だと価値を正しく見てもらえないこともあります。
- 「海外製ピアノの買取に力を入れている」と明記している業者
- 輸入ピアノやヨーロッパブランドに詳しい調律師
など、「詳しそうなプロ」を選んで写真ごと相談してみるのがおすすめです。
ステップ⑤ 「聞いたことがない=価値がない」ではない
日本であまり知られていないブランドでも、
- 実はヨーロッパでは評価の高いメーカーだった
- 当時の高級機種として輸入されていた
というケースもあります。
もちろん、残念ながら量産された廉価モデルだった…ということもありますが、「聞いたことがない名前だから処分するしかない」と決めつける必要はありません。
ピアノ型番調べ方で分かったメーカー名・型番の候補・写真をまとめて、「こういうピアノなのですが、どう評価されますか?」と一度プロに聞いてみる。その一歩だけでも、見える景色は大きく変わります。
どのケースでも共通して言えるのは、
- 完璧に型番を言い当てる必要はない
- 分かる範囲の情報を整理して、「一緒に考えてください」とプロに渡せばいい
ということです。
「ピアノ型番調べ方」をきっかけに、あなたのピアノの正体と向き合ってみる時間は、きっとそのピアノの歴史を振り返る、ちょっと特別なひとときになるはずです。分からないことが出てきたら、このQ&Aを見返しながら、ひとつずつ整理してみてくださいね。
まとめ&今すぐチェックすべきこと
ピアノ型番調べ方が分かると、「このピアノはいくらくらいで売れるのか」「グランドピアノ買取の相場は妥当か」「無料査定でどこまで教えてもらえるか」が一気にクリアになります。
あとは、写真と型番・製造番号をそろえ、搬出費用も含めて複数業者を比較すれば、「よく分からないまま安く手放してしまった…」という後悔はかなり防げます。
本日の判断チェック
- ピアノの種類(アップライト/グランド/電子)を把握できている
- 型番と製造番号を分けてメモし、写真も撮ってある
- 売却・修理・引っ越しのどれを優先したいかがなんとなく見えてきた
- 搬出ルート(階段・エレベーター・クレーンの有無)をイメージできる
- すでに気になるピアノ買取業者が2〜3社ある
このうち3つ以上当てはまるなら、そろそろ無料査定で「金額と条件」を具体的に確認してもよいタイミングです。
失敗しないための「やらないこと」3つ
自己判断で分解・持ち上げをしない
型番を見たいだけでも、素人の分解や持ち上げは破損やケガの原因になります。見える範囲+スマホ撮影で止めておきましょう。
1社だけの金額で即決しない
特にグランドピアノ買取は、業者によって査定基準が大きく異なります。最低でも2〜3社の見積もりをとって相場感をつかみましょう。
本体価格だけで「高く売れた」と思い込まない
搬出費用・階段料金・調律代などを含めた「手取り額」で比較しないと、本当の意味で高く売ることにはなりません。
高価買取の具体策
- 型番・製造番号・メーカー名・年式の候補をセットでメモしておく
- 正面・ロゴ・刻印・キズ部分などを複数枚撮影し、業者に共有できる状態にしておく
- 買取強化中の機種か、需要が高い時期(進学・習い事シーズン)かを簡単にチェックする
- 近隣の専門業者・全国対応の大手など、タイプの違う業者から相見積もりを取る
- 見積もり時は「搬出費込みの総額」「キャンセル料の有無」も必ず確認する
今すぐできる3ステップ
- ピアノの前で、種類・型番・製造番号・設置状況をチェックし、スマホで写真を撮る
- その情報をコピペして、気になる買取業者2〜3社へ無料査定を申し込む
- 戻ってきた見積もりを「買取価格−搬出費用=手取り額」で比較し、条件と対応のよさで最終候補をしぼる
本体価格だけでなく、搬出費を含む総額比較をすることで、本当にお得な業者選びがしやすくなります。
心の整理:思い出と価値を両立する
ピアノは、ただの家具ではなく、家族の時間や思い出が詰まった存在です。だからこそ、「手放す=思い出を捨てる」ように感じてしまうこともあります。
ピアノ型番調べ方で年式や価値を知り、写真に残し、納得できる金額と条件で送り出すことは、思い出を大切にしながら次の持ち主につなぐ、前向きな選択でもあります。
要点スナップ
- 型番・製造番号・写真をそろえると、査定も説明も一気にスムーズになる
- グランドピアノ買取は特に、業者ごとの査定差・搬出費用の差が大きい
- 見積もりは「本体価格」ではなく「手取り額」で比べるのが鉄則
- 無理な分解や持ち上げはNG、安全第一で“見える範囲+撮影”に徹する
- 2〜3社の無料査定をベースに、条件と対応のよさで業者選びをする
型番が分からないまま悩み続けるよりも、無料査定で数字と条件を可視化してしまったほうが、ずっと気持ちはラクになります。
ピアノ型番調べ方で集めた情報をそのまま活かして、まずは一歩だけ行動してみてください。その一歩が、「損しない・迷わない」前進へのいちばんの近道になります。
\ チェックリストが整ったら実際に専門業者へ相談してみませんか /

