こんにちは。ピアノの音やペダルの違いに戸惑った方へ、はるです。
アップライトピアノの一番左にあるのは「ソフトペダル」です。踏むとハンマーが弦に近づき、打弦までの距離が短くなることで音量を弱めます。
大切なのは、左ペダルを踏んでも音が劇的に小さくならないのは珍しくないということです。「ほとんど変わらないから故障」とは限りません。
この記事では、左ペダルの役割、真ん中のペダルとの違い、故障を疑う症状、修理と売却の判断まで順番に整理します。
- アップライトピアノの一番左のペダルの名前と役割
- 左ペダルと真ん中のペダルの違い
- 効きが弱いときに故障か判断するポイント
- 修理・査定・売却のどれを先にするべきか
ペダルの不調だけでなく、古さや型番も含めてピアノの価値を確認したい方は、ピアノ買取完全ガイドで相場・査定・売却の流れも確認できます。
一番左はソフトペダル
まず、3本ある一般的なアップライトピアノのペダルを整理しておきましょう。左と中央はどちらも音量に関係するため、混同しやすいところです。

| 位置 | 一般的な名称 | 主な役割 |
|---|---|---|
| 左 | ソフトペダル | 音量を弱める |
| 中央 | マフラーペダル | フェルトを挟み音量を大きく抑える |
| 右 | ダンパーペダル | 音を長く響かせる |
左ペダルを踏むと何が起きる?
アップライトピアノでソフトペダルを踏むと、ハンマー側の機構が弦へ近づきます。ハンマーが弦へ到達するまでの距離が短くなるため、同じように鍵盤を弾いても音を弱める効果があります。
ヤマハ公式のアップライトピアノQ&Aでも、左のソフトペダルはハンマー全体を弦へ近づけ、打弦距離を短くする仕組みと説明されています。
カワイ公式のグランドピアノとアップライトピアノの比較でも、アップライトのソフトペダルはハンマーレールを押し上げ、弦との距離を縮めて音量を弱める仕組みと案内されています。
ピアノ売却・買取査定はる先生ピアノ講師として左ペダルを使うときも、「音を消すペダル」というより、弱い表現を助けるペダルとして考えると分かりやすいです。防音目的なら中央のマフラーペダルとは分けて考えてくださいね。
グランドピアノとは仕組みが違う
同じ左ペダルでも、グランドピアノでは仕組みが異なります。グランドでは鍵盤やアクション側を横へ移動させ、ハンマーが弦を打つ位置を変える仕組みです。
そのため、「グランドピアノではもっと変化を感じたのに、家のアップライトでは分かりにくい」ということがあっても不思議ではありません。アップライトの左ペダルに、中央のマフラーペダルと同じ弱音効果を求めないことがポイントです。
左と真ん中のペダルの違い
「左を踏んだのにあまり静かにならない」と感じる方は、真ん中のペダルとの役割の違いを確認してみてください。
中央はマフラーペダルが一般的
一般的なアップライトピアノでは、中央にマフラーペダルがあります。踏むとハンマーと弦の間へフェルトが入り、左のソフトペダルより大きく音量を抑えます。
つまり、左は演奏中の弱音表現、中央は音量を大きく抑えたいときという違いを押さえておけば迷いにくくなります。
中央はソステヌートではない?
グランドピアノの中央は一般的にソステヌートペダルですが、一般的なアップライトピアノではマフラーペダルです。
ただし、ピアノにはメーカーやモデルによる仕様差があります。「うちの中央ペダルは何だろう?」と迷ったら、メーカーと型番を確認するのが確実です。
型番の場所が分からない場合は、ピアノの型番と製造番号の調べ方を見ながら確認してみてください。
ペダルの状態だけでなく「このピアノを今後使うか迷っている」という段階なら、現在の価値を知ってから修理するか考える方法もあります。査定を受けたからといって、必ず売却する必要はありません。
公式サイトでは出張・査定・搬出は基本無料、キャンセル料や手数料はかからないと案内されています。設置状況によって条件が変わる可能性もあるため、特殊な搬出が必要そうな場合は査定時に確認してください。
左ペダルが効かないときの確認
音量の変化が小さいだけなら、すぐ故障と決める必要はありません。判断するときは「音の変化」だけでなく、ペダルそのものの動きを確認します。


変化が小さいだけなら正常の可能性
ソフトペダルは、マフラーペダルのように音を大幅に小さくする仕組みではありません。踏む前と踏んだ後を比べて「少し弱くなったかな」という程度でも、それだけで異常とは判断できません。
同じフレーズを同じくらいの強さで弾き、踏む前と後を聞き比べてみてください。できれば低音だけでなく中音域でも比べると違いを確認しやすくなります。
点検したい症状
一方、次のような状態なら、単に「効果が弱い」だけではなくペダル機構の調整や点検が必要な可能性があります。
- 踏み込んでもペダルがほとんど動かない
- 踏んだあと元の位置まで戻らない
- 以前より極端に重くなった
- ガタつきや引っ掛かりがある
- 踏むたびに異音がする
無理に踏み込んだり、自分で内部の部品を動かしたりせず、今後も演奏するピアノなら調律師やピアノ技術者へ相談する方が安心です。
踏みっぱなしでも大丈夫?
ソフトペダルは、演奏表現に合わせて必要な部分で踏むのが基本です。踏み続けたという事実だけで故障とは判断できませんが、戻りが悪い、異音がする、重さが急に変わった場合は無理に使い続けないでください。
「長年調律していないから売れないのでは」と心配な方は、調律していないピアノでも売れるのかも参考にしてください。
修理と売却はどちらを選ぶ?
左ペダルに違和感があっても、すぐ売却する必要はありません。反対に、売る予定のピアノへ査定前から修理費をかける必要があるとも限りません。
迷ったときの判断基準
- これからも弾く:調律師・ピアノ技術者へ点検を相談
- 売却予定がある:修理する前に査定額を確認
- 使うか売るか迷っている:修理費と現在の査定価値を比べて判断
- 処分を考えている:処分費を払う前に買取対象か確認



売却を考えているなら、私は先に高額な修理をするより、メーカー・型番・製造番号・ペダルの症状を伝えて査定してもらう方法をおすすめします。修理費をかけた分だけ査定額が上がるとは限らないからです。
査定ではペダルだけでなく、メーカー、型番、年式、鍵盤や外装の状態、設置場所、搬出経路なども判断材料になります。左ペダルに不具合があるからといって、それだけで価値がなくなるわけではありません。
売却する可能性があるなら、症状を隠さず「左ペダルの戻りが遅い」「踏んでも変化が分かりにくい」など、そのまま伝えると話が進みやすいですよ。
修理費をかけるべきか迷っている段階なら、まず査定対象になるか確認しておくと、残す・直す・売るの比較がしやすくなります。
売却も選択肢に入っているなら、修理費をかける前に現在の状態で査定対象になるかを確認しておくと、残す・直す・売るを比べやすくなります。
\ 修理前に現在の査定価値を確認 /
査定結果を見てから、修理するか売却するかを検討できます。
比較するときは提示額だけでなく、搬出条件や追加費用を確認し、最終的に手元へ残る金額で判断してください。
左ペダルについてよくある質問
一番左のペダルは何という名前ですか?
アップライトピアノの一番左は、一般的にソフトペダルです。ハンマーを弦へ近づけて打弦距離を短くし、音量を弱める働きがあります。
踏んでも音が変わらないのは故障ですか?
変化が小さいだけなら、故障とは限りません。ソフトペダルは中央のマフラーペダルほど大きく音量を下げる機能ではありません。ただし、戻らない、極端に重い、異音がする場合は点検を検討してください。
真ん中のペダルとの違いは何ですか?
一般的なアップライトでは、左はソフトペダル、中央はマフラーペダルです。中央はハンマーと弦の間へフェルトを入れるため、左より音量を大きく抑えられます。
中央はソステヌートペダルですか?
一般的なアップライトピアノでは中央はマフラーペダルです。グランドピアノでは中央がソステヌートペダルですが、モデルによる仕様差もあるため、正確に知りたい場合は型番とメーカーの取扱説明書を確認してください。
左ペダルが壊れていても売れますか?
ペダルに不具合があっても査定対象になる可能性はあります。買取価格はペダルだけでなく、メーカー、型番、年式、全体の状態、中古需要、搬出条件などを含めて判断されます。売却予定なら修理前に査定してもらう方法もあります。
まとめ|左ペダルはまず動きを確認
アップライトピアノの一番左はソフトペダルです。ハンマーと弦の距離を縮めて音量を弱めるため、踏んでも中央のマフラーペダルほど大きな変化が出ないことがあります。
音量差が小さいだけなら慌てる必要はありません。まず、踏み込み、戻り、重さ、異音を確認してみてください。
今後も使うなら調律師やピアノ技術者への点検が第一候補です。一方、もう使わない、引っ越しや片付けを予定している、修理するか迷っているなら、修理費をかける前に現在の査定価値を確認すると判断しやすくなります。
売却先を比較する場合は、ピアノ買取の相見積もりで確認するポイントも参考にしてください。
「壊れているかもしれないから処分」と決める前に、メーカー名と型番、左ペダルの症状をメモしておくだけでも次の判断がしやすくなります。
左ペダルの状態と型番を整理できたら、現在の状態で査定できるかを確認しておくと、処分や修理を決める前の判断材料になります。
\ ペダルの状態も含めて査定を確認 /
査定額や条件を確認してから、残す・直す・売るを自分で決められます。
▼あわせて読みたい記事▼








