ヤマハCLP-775の買取価格は、2026年8月25日時点で確認できる公開情報を見ると、約35,000円〜110,000円程度まで幅があります。「CLP-775なら一律で○万円」と決まるわけではなく、製造年、鍵盤やペダルの状態、外装、付属品、設置場所、搬出条件によって査定結果は変わります。
実際に2026年の公開買取実績では、2020年製の一般中古品で35,000円、2022年製で45,000円・60,000円という例があります。一方、電子ピアノ専門店では70,000円〜95,000円前後、別の公開価格表では美品90,000円〜110,000円という目安も確認できます。
つまり、ネットで見つけた高い金額だけを自分のCLP-775に当てはめるより、自宅の1台がどの条件に当てはまるかを確認することが大切です。まず3分ほどで本体の動作と搬出条件を整理し、査定額から追加費用を差し引いた「最終受取額」で判断しましょう。
- 2026年8月時点の公開価格・実績は約35,000円〜110,000円
- 70,000円〜95,000円は専門店が示す目安の一例で、全個体共通ではない
- 鍵盤・ペダル・スピーカー・外装・付属品・搬出条件で価格差が出る
- 売却先は提示額ではなく費用差引後の受取額で比べる
すでにCLP-775を手放す可能性があり、「自分の状態なら査定対象になるか」を先に知りたい場合は、型番・状態・設置状況を伝えて現在の条件を確認する方法があります。
ピアノ買取専門店【ピアノの買取屋さん】最短30分の無料の出張見積もり
で確認し、提示内容を見てから売るか使い続けるかを判断できます。
ヤマハCLP-775の買取相場を公開実績から確認
CLP-775は公開されている価格の差が比較的大きいため、ひとつの「平均相場」だけを見ると判断を誤りやすいモデルです。現在確認できる情報を、価格の種類が分かるように分けて見てみましょう。
| 公開情報 | 条件・時点 | 価格 |
|---|---|---|
| 実際の買取実績 | 2020年製・一般中古/2026年3月 | 35,000円 |
| 実際の買取実績 | 2022年製・一般中古/2026年3月 | 45,000円 |
| 実際の買取実績 | 2022年製・一般中古/2026年8月 | 60,000円 |
| 専門店の公開目安 | 2026年8月確認 | 70,000円〜95,000円前後 |
| 公開参考価格 | 中古品/2026年7月 | 55,000円〜90,000円 |
| 公開参考価格 | 美品/2026年7月 | 90,000円〜110,000円 |
参照した公開情報は、高く売れるドットコムの買取実績、電子ピアノ再生工房のCLP-775公開価格、クラビノーバの参考買取価格です。
さらに、売買コムズでは2024年7月に「傷汚れなし・付属品あり」のCLP-775を100,000円で買い取った実績が公開されています。(参照:売買コムズ電子ピアノ買取実績)
このように、公開情報だけでも35,000円から100,000円超まで差があります。高い価格表と低い実績のどちらか一方だけを「CLP-775の相場」と考えないことが、最初の重要なポイントです。
70,000円〜95,000円は「通常使用品すべての相場」ではない
専門店が2026年8月の目安として70,000円〜95,000円前後を公開していますが、同じ2026年には35,000円〜60,000円の実買取例もあります。
この違いは矛盾ではありません。買取店ごとの販売先や在庫状況に加え、製造年、色、傷、鍵盤やペダルの状態、付属品、地域、搬出コストなどが違うためです。
CLP-775の相場を見るときの基準
- 35,000円〜110,000円程度:現在確認できる公開情報の幅
- 70,000円〜95,000円前後:専門店が公開している目安の一例
- 自宅のCLP-775:状態と搬出条件を伝えないと確定できない
CLP-775はどんな電子ピアノ?査定前に知っておきたい仕様
CLP-775はクラビノーバCLP-700シリーズの上位モデルです。ヤマハ公式では、ブラックウッド調とニューダークローズウッド調が2020年8月、ホワイトアッシュ調とダークウォルナット調が2020年12月に発売され、現在は生産完了品とされています。
希望小売価格は通常仕上げが313,500円(税込)。黒鏡面艶出しのCLP-775PEは357,500円(税込)で、2020年12月発売です。
グランドタッチ鍵盤、88鍵リニアグレードハンマー、3本ペダル、タッチセンサー式操作パネル、低・中・高の3ウェイスピーカーとトランスデューサーを備えています。(参照:ヤマハ公式「CLP-775」、ヤマハ公式「CLP-775PE」)
2024年には後継世代となるCLP-800シリーズが発売されています。CLP-775は現行モデルではありませんが、2026年にも買取実績が確認できるため、「生産完了=買取できない」と考える必要はありません。
反対に、上位モデルだったことだけを理由に購入価格から現在価値を推測するのも避けた方が安全です。電子ピアノはモデルチェンジや経過年数の影響を受けるため、現在の中古評価で確認しましょう。
査定前に3分で確認したいCLP-775の状態
私なら、査定を依頼する前に難しい整備をするのではなく、まず「正常に使える部分」と「気になる部分」を分けます。CLP-775なら、次の順番で確認すると伝える情報を整理しやすいですよ。
88鍵を順番に弾いて反応を見る
電源を入れ、普段使う程度の音量で低音から高音まで順番に弾きます。音が出ない鍵盤、極端に大きな音が出る鍵盤、戻りが遅い鍵盤、隣と感触が大きく違う鍵盤がないか確認してください。
異常があれば「中央付近の白鍵1本が戻りにくい」のように場所と症状をメモします。自分で分解して直す必要はありません。
スピーカー・3本ペダル・操作パネルを確認する
- 左右のスピーカーから不自然なノイズや音割れがないか
- 右のダンパーペダルを踏むと音が伸びるか
- 中央・左ペダルも反応するか
- タッチセンサー式操作パネルが反応するか
- ヘッドホン使用時にも音が正常か
ピアノ売却・買取査定はる先生「少し反応がおかしい気がする」という程度でも、そのまま伝えて大丈夫です。査定前に症状を伝えておく方が、搬出当日に初めて不具合が分かるより条件を確認しやすくなります。
傷は隠さず写真で伝える
天板、鍵盤蓋、側板、脚部に傷・剥がれ・日焼けがある場合は、その部分が分かる写真を撮っておきましょう。全体写真だけでなく、気になる箇所を近くから1枚撮っておくと状態を伝えやすくなります。
傷があるだけで一律に買取不可になるわけではありません。査定で見られる項目をさらに確認したい場合は、ピアノ査定基準と事前準備も参考にしてください。
71kgあるため搬出条件も査定額に影響する
CLP-775は通常仕上げで幅1,461mm・奥行465mm・高さ967mm、質量71kgです。黒鏡面艶出しのCLP-775PEは幅1,466mm・奥行465mm・高さ970mm、質量74kgあります。
そのため、電子ピアノ本体の状態だけでなく、玄関までどのように運び出せるかも確認しておく必要があります。特に2階以上や狭い階段では、査定依頼時に設置状況まで伝えましょう。
| 確認場所 | 伝える内容 |
|---|---|
| 設置階 | 戸建て1階・2階、マンション○階など |
| エレベーター | 有無とピアノを載せられそうな大きさ |
| 階段 | 幅、曲がり角、踊り場、手すり |
| 廊下 | 狭い部分や直角に曲がる場所 |
| 玄関 | 段差や間口、途中の障害物 |
寸法を正確に測るのが難しい場合でも、階段、踊り場、廊下の曲がり角、玄関を写真で伝えると搬出方法を判断してもらいやすくなります。
71kg以上あるため、売却のために自分で無理に分解・搬出するのはおすすめしません。搬出方法は買取業者へ確認してください。
付属品がないとCLP-775は売れない?
付属品が一部なくても査定を依頼することはできます。ただし、何が残っているかは正確に伝えましょう。
ヤマハ公式仕様では、取扱説明書、保証書、ヘッドホンHPH-50、楽譜集、高低自在椅子、電源コード、電源アダプターPA-500が付属品として案内されています。
特に電源関係は動作確認にも関わるため、手元にあるか確認してください。説明書や椅子が見つからないからといって、査定そのものを諦める必要はありません。
高く売るために修理や調律は必要?
CLP-775を売るためだけに、高額な修理を先に依頼する必要はありません。修理費をかけた分だけ査定額が上がるとは限らないためです。
また、電子ピアノなのでアコースティックピアノのような売却前の調律も必要ありません。まず現在の状態のまま査定してもらい、修理が必要と言われた場合に費用対効果を考える方が判断しやすくなります。
査定前にできる準備は、柔らかい布でほこりを取る、付属品をまとめる、傷や不具合を確認するといった範囲で十分です。無理な分解清掃や補修は避けましょう。
査定額より「最終受取額」で比較する
CLP-775は本体価格だけを見ると数万円の差が出ることがあります。しかし、売却先を決めるときは査定額だけでは足りません。
比べるのはこの金額です
提示された査定額 − 自己負担になる搬出費・階段作業費・特殊作業費など = 実際の受取額
例えば査定額が高くても階段作業などが別料金なら、最終的に手元へ残る金額が逆転する可能性があります。問い合わせ時に「この金額から搬出費などが引かれますか」と確認しておくと比較しやすくなります。
業者ごとに金額差が大きいときは、同じ型番・同じ状態・同じ搬出条件で比較してください。相見積もりの取り方は、ピアノ買取の相見積もりで比較する項目で詳しく解説しています。
公開相場の幅を見ても自宅のCLP-775の金額までは決められないため、売却を検討しているなら、状態と搬出条件を伝えて現在価値を確認しておくと判断しやすくなります。
\ CLP-775の現在価値を確認 /
提示された条件を確認してから、売るか使い続けるかを判断できます。
CLP-775を売るか迷っている場合の判断基準
CLP-775は生産完了品だからといって、急いで手放す必要はありません。現在も練習で使っていて満足しているなら、そのまま使い続ける選択で問題ありません。
一方、長期間使っていない、引っ越しを予定している、買い替えを考えている場合は、売却を決める前に現在価値だけ確認しておくと判断材料になります。
| 現在の状況 | 次にすること |
|---|---|
| 今もよく弾いている | 価格だけを理由に急いで売らない |
| ほとんど弾いていない | 現在の査定額を確認して保管と比較する |
| 引っ越し予定 | 新居への運搬費と売却時の受取額を比較する |
| 買い替え予定 | 下取り額と買取の最終受取額を比べる |
| 傷や不具合がある | 修理前に状態を伝えて査定可否を確認する |
CLP-775を査定するときに送る情報
ここまで確認したら、査定時に次の情報をまとめて伝えます。これだけでも「CLP-775です」と型番だけ伝えるより、自宅の条件に近い金額を確認しやすくなります。
- 型番:CLP-775またはCLP-775PE
- 本体カラー・仕上げ
- 購入時期または製造時期が分かる情報
- 88鍵・ペダル・スピーカー・操作パネルの動作
- 目立つ傷・剥がれ・日焼け
- 椅子・電源アダプター・説明書などの付属品
- 設置階・エレベーター・階段・玄関までの搬出経路
相場表だけでは、自宅にあるCLP-775が35,000円側なのか、70,000円〜95,000円前後なのか、それ以上の条件に当てはまるのかまでは分かりません。
売ると決める前に、型番・状態・搬出条件をそろえて「最終的にいくら受け取れるか」を確認する。これがCLP-775では一番判断しやすい順番です。
\CLP-775の査定条件を確認できます/
▼あわせて読みたい記事▼








