電子ピアノ買取価格表|メーカー・機種・年式別の相場と高く売るコツを解説

電子ピアノの買取査定を受ける女性とYAMAHA電子ピアノ

電子ピアノの買取価格は、同じメーカーでも型番・年式・状態によって大きく変わり、公開実績では数百円の古い機種がある一方、10万円を超える例もあります。

そのため、「5年以内なら○万円」「ヤマハなら○万円」のように、年式やメーカーだけで相場を決めることはできません。

実際の公開買取実績を見ると、同じシリーズでも機種や状態によって価格差があります。

電子ピアノの買取価格表は「この金額で売れる」と考えるのではなく、自分と同じ型番・近い年式の実績を探し、査定前の目安にするのが正しい使い方です。

この記事では、2026年8月26日時点で確認できる公開買取実績をもとに、ヤマハ・カワイ・ローランド・カシオ・KORGの37件の機種・年式・状態・買取価格を整理しました。

そのうえで、自分の電子ピアノがどのあたりになりそうかを判断する方法までお伝えします。

価格表だけでは自分の査定額までは確定できません。すでに売却を考えている方は、型番や状態を伝えて受付条件を確認しておくと判断しやすくなります。

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この記事のポイント
  1. 電子ピアノの公開買取実績は数百円から10万円超まで幅がある
  2. 年式だけでなく、まずメーカーと正確な型番を確認する
  3. 同じシリーズでも状態・付属品・搬出条件などで査定額は変わる
  4. 価格表は目安として使い、最終的な査定額・受取額を比較して決める
目次

電子ピアノ買取価格表|メーカー・機種・年式別の公開実績

まずは、買取事業者が実際に公開している買取実績をメーカー別に見てみましょう。

中古販売価格やフリマの出品価格から買取額を逆算したものではありません。実際の買取実績として公開されている型番・状態・価格を中心に整理しています。

メーカー別の電子ピアノ買取価格を早見表で比較

最初に、この記事で掲載している公開買取実績の最低額と最高額をメーカー別にまとめます。自分のメーカーがどのくらいの価格帯で取引された例があるのか、大まかな位置を確認してみてください。

メーカーこの記事で確認した公開実績掲載件数
YAMAHA5,000~140,000円9件
KAWAI3,000~152,000円9件
Roland3,000~63,000円7件
CASIO500~10,000円8件
KORG1,000~12,000円4件

※上記はメーカー全体の買取相場ではなく、この記事で掲載している37件の公開買取実績のうち、各メーカーで確認できた最低額~最高額です。同じメーカーでもシリーズ・型番・年式・状態によって査定額は大きく異なります。

メーカー名だけで判断せず、下の詳細表から自分と同じ型番、または近いシリーズを探すことが重要です。

機種による電子ピアノ買取価格の違いを比較する女性

ヤマハ電子ピアノの買取価格表

機種年式・状態買取価格・時期
YAMAHA
CP88
製造年記載なし
未使用品
140,000円
2026年6月
YAMAHA
CLP-775WA
2022年製
一般中古
60,000円
2026年8月
YAMAHA
CLP-745WA
製造年記載なし
一般中古
50,000円
2026年8月
YAMAHA
CLP-645R
2020年製
一般中古・椅子付き
36,000円
2026年8月
YAMAHA
CLP-675WA
2017年製
程度不良
35,000円
2026年8月
YAMAHA
P-225WH
2023年製
一般中古
15,000円
2026年7月
YAMAHA
CLP-545WA
2015年製
一般中古
12,000円
2026年8月
YAMAHA
P-125
2018年製
一般中古
9,000円
2026年7月
YAMAHA
CLP-280PE
2007年製
一般中古・椅子付き
5,000円
2026年8月

カワイ電子ピアノの買取価格表

機種年式・状態買取価格・時期
KAWAI
CA901 EP
2022年製
程度良好
152,000円
2026年7月
KAWAI
CA701 A
2024年製
程度良好
97,000円
2026年6月
KAWAI
CA401
2024年製
程度良好
65,000円
2026年7月
KAWAI
CA9800GP
2018年製
一般中古
20,000円
2026年8月
KAWAI
CN201
製造年記載なし
一般中古
20,000円
2026年7月
KAWAI
CA67R
2017年製
一般中古・椅子付き
11,000円
2026年7月
KAWAI
CN25A
製造年記載なし
一般中古
7,000円
2026年7月
KAWAI
ES120LG
2025年製
一般中古
5,500円
2026年7月
KAWAI
CA12R
2009年製
一般中古・椅子付き
3,000円
2026年7月

ローランド電子ピアノの買取価格表

機種年式・状態買取価格・時期
Roland
KIYOLA KF-10-KW
2018年製
一般中古
63,000円
2026年7月
Roland
LX706-GPKR
2019年製
一般中古
30,000円
2026年8月
Roland
RP701
2024年製
一般中古・椅子付き
22,000円
2026年7月
Roland
FP-30X-BKB
2024年製
一般中古
21,000円
2026年7月
Roland
FP-30X
2023年製
一般中古・椅子付き
17,000円
2026年6月
Roland
F701-WH
2024年製
一般中古・椅子付き
15,000円
2026年6月
Roland
GO-61P GO:PIANO
2022年製
一般中古・ACアダプター欠品
3,000円
2026年7月

カシオ電子ピアノの買取価格表

機種年式・状態買取価格・時期
CASIO
CDP-S300
2021年製
未使用品
10,000円
2026年6月
CASIO
CDP-S105
製造年記載なし
一般中古
6,000円
2026年7月
CASIO
CDP-S100
2021年製
一般中古
5,000円
2026年7月
CASIO
PX-S1100
2022年製
一般中古
4,500円
2026年8月
CASIO
CDP-S110
2023年製
一般中古
3,000円
2026年7月
CASIO
PX-160GD
2017年製
一般中古
3,000円
2026年6月
CASIO
PX-770BK
2018年製
一般中古
3,000円
2026年6月
CASIO
PX-130
2009年製
一般中古
500円
2026年7月

KORG電子ピアノの買取価格表

機種年式・状態買取価格・時期
KORG
D1
2019年製
一般中古
12,000円
2026年8月
KORG
G1Air
製造年記載なし
一般中古
12,000円
2026年6月
KORG
SP-250
製造年記載なし
一般中古
3,000円
2026年5月
KORG
B2N
製造年記載なし
一般中古
1,000円
2026年6月

価格表の調査方法:2026年8月26日時点で、複数の買取事業者が公開している電子ピアノの買取実績を確認し、メーカー・型番・製造年・状態・買取価格が確認できる事例を中心に整理しています。中古販売価格やフリマの出品価格から買取額を推定したものではありません。

※掲載価格は、その個体・その時点・その状態・その査定条件で成立した過去の実績です。同じ型番でも現在の査定額や同額での買取を保証するものではありません。状態・付属品・在庫状況・地域・搬出条件などによって実際の査定額は変わります。

価格表を見るときは、まず型番・機種を確認してから年式を見る

価格表で特に見てほしいのは、新しい電子ピアノほど必ず高いわけでも、古い電子ピアノなら一律に安いわけでもないことです。

たとえば今回確認した公開実績では、2024年製のKAWAI CA401が65,000円だった一方、2025年製のKAWAI ES120LGは5,500円でした。年式が1年新しくても、シリーズやグレードが違えばこれだけ価格差が出る例があります。

反対に、2018年製でもKAWAI CA9800GPは20,000円、YAMAHA P-125は9,000円という実績があります。さらに2009年製ではKAWAI CA12Rが3,000円、CASIO PX-130が500円でした。

「何年前の電子ピアノか」も査定要素の一つですが、まず正確な型番を確認してください。シリーズのグレードや中古需要が違えば、同じメーカー・近い年式でも買取価格は大きく変わります。

近い型番・同じシリーズでも買取価格は変わる

さらに注意したいのが、「同じシリーズなら価格表どおりになる」とは限らない点です。

同じモデルでも製造年、傷や故障の有無、付属品などが違えば査定額は変わります。今回の公開実績でも、同じPシリーズやCLPシリーズの中で価格差が見られます。

価格差が出る主な理由は次のとおりです。

  • 鍵盤・スピーカー・ペダルなどの動作状態
  • 傷、汚れ、日焼け、破損の程度
  • 純正スタンド、ペダル、ACアダプター、椅子などの付属品
  • 査定時点の中古需要や在庫状況
  • 買取業者が持っている販売ルート
  • 設置階、階段、エレベーターなどの搬出条件

つまり、買取価格表で自分と近い型番を見つけても、掲載価格を「自分もこの金額になる」と考えず、現在の査定額が大きく外れていないかを見る参考値として使うのが安全です。

ヤマハ・カワイ・ローランド・カシオ・KORGの相場の見方

メーカー名だけで相場を決めるのではなく、シリーズまで確認すると自分の電子ピアノに近い実績を探しやすくなります。

メーカー主なシリーズ例見るポイント
YAMAHAClavinova・ARIUS・P・CPなどCLP、YDP、P、CPなどを含む正確な型番
KAWAICA・CN・ES・KDPなどシリーズと数字、製造年、鍵盤・ペダル状態
RolandLX・HP・RP・FP・KIYOLAなど据え置き型かポータブル型か、型番と付属品
CASIOPrivia・CELVIANO・CDPなどPX・AP・CDPなどを含む正確な型番
KORGG1・C1・D1・B・LPなど型番、スタンド・ペダルの有無、製造時期

「ヤマハの電子ピアノ」「ローランドの電子ピアノ」という情報だけでは、査定額を絞り込むには足りません。メーカー名→シリーズ→正確な型番→年式・状態の順に絞り込むと、自分に近い公開実績を探しやすくなります。

KORGを売る予定の方は、KORG電子ピアノの買取相場と高く売る査定のコツで、KORGに絞った確認ポイントも詳しくまとめています。

どの業者に査定を依頼するかまで比較したい方は、親記事の電子ピアノ買取はどこがいい?おすすめ業者の比較と選び方で、売却先ごとの違いを確認できます。

自分の電子ピアノの買取相場を調べる方法

価格表で大まかな価格帯を確認したら、次は手元の電子ピアノの条件を特定しましょう。私なら、次の順番で確認します。

1.メーカーと型番を確認する

保証書や取扱説明書が残っていれば、最初に型番を確認します。見つからない場合は、本体の背面や底面などにある銘板・ラベルを探してください。表示位置はメーカーや機種によって異なります。

電子ピアノ背面の型番ラベルを確認する女性

たとえば「Clavinova」だけではなく「CLP-775WA」、「Privia」だけではなく「PX-S1100」のように、末尾まで分かると公開実績と比較しやすくなります。

ローランドも公式サポートで、保証書・製品背面の銘板・本体スイッチパネル付近・取扱説明書などを型番確認方法として案内しています。

分からない場合は、無理に推測せずメーカーの取扱説明書やサポート情報で照合してください。

ラベルの場所や型番と製造番号の違いで迷った場合は、ピアノの型番の調べ方|どこを見る?製造番号との違いを種類別に解説で、電子ピアノを含む確認場所を詳しくまとめています。

2.製造年または購入時期を確認する

本体ラベルや購入時の書類に製造年が記載されていれば控えておきます。ただし、購入した年と製造年が必ず同じとは限りません。

年式が分からなくても、型番が分かればメーカーの生産完了品情報や取扱説明書などから発売時期を確認できる場合があります。

査定では、分からない年式を推測して伝えるより「型番は分かるが製造年は不明」と伝えるほうが確実です。

年式や製造番号の確認方法で迷った場合は、ピアノの年式の調べ方|製造番号の場所とヤマハ・カワイの確認方法も参考にしてください。電子ピアノでは背面や底面などの銘板ラベルを確認するときの考え方も紹介しています。

3.動作と付属品を確認する

電源を入れられる場合は、鍵盤を端から確認し、音が出ない鍵盤がないか、ペダルや操作ボタンが反応するかを見ます。故障している場合は隠さず、その症状をそのまま伝えてください。

純正のACアダプター、ペダル、譜面立て、スタンド、椅子、説明書などが残っているかも確認します。付属品の評価方法は業者や機種によって異なるため、「ないと売れない」と決めつける必要はありません。

電源が入らない、音が出ない、ペダルが反応しないなどの不具合がある場合は、壊れた電子ピアノは売れる?故障品の買取条件と査定前の確認点で、故障した状態のまま査定するときの確認事項をまとめています。

査定前に60秒でそろえたい情報

価格表から自分に近い機種を見つけたら、次の情報を同じ内容で買取業者へ伝えると比較しやすくなります。

  • メーカー:YAMAHA・KAWAI・Roland・CASIO・KORGなど
  • 型番:CLP-775WA、CA401、FP-30Xなど
  • 製造年:分かる場合だけ
  • 動作:全鍵発音、ペダル、スピーカー、操作部
  • 付属品:スタンド、ペダル、椅子、ACアダプター、譜面立てなど
  • 外観:傷、日焼け、割れ、汚れ
  • 設置状況:1階・2階、階段、エレベーターの有無

本体全体、型番ラベル、鍵盤、ペダル、傷がある部分、搬出経路をスマートフォンで撮っておくと、査定先へ状態を伝えやすくなります。

電子ピアノの状態と付属品を査定前に確認する男性

ここまでの情報がそろえば、価格表だけでは分からない「この型番・この状態で受付対象になるか」を確認しやすくなります。

まず1社へ同じ情報を伝え、提示された内容を基準にしてから、ほかの業者とも比べると判断しやすいでしょう。

\ 型番・状態を伝えて受付条件を確認 /

提示された内容を確認してから、売却するか、ほかの査定とも比べるかを決められます。

電子ピアノを少しでも高く売るコツ

同じ条件で複数社を比較する

買取価格を比べるときは、全社へ同じ型番・状態・付属品・搬出条件を伝えてください。条件が違うまま査定を取ると、本当に高い業者なのか判断しにくくなります。

また、「査定額はいくらか」だけでなく、搬出費や階段作業などを差し引いた最終受取額はいくらかまで確認しておくと安心です。

付属品は捨てずにまとめておく

純正ペダルやスタンド、ACアダプター、椅子などが残っていれば、本体と一緒に査定へ出しましょう。特に本体の使用に必要な部品が欠品していると、査定へ影響する可能性があります。

高額な修理をする前に査定する

音が出ない、鍵盤の戻りが悪いといった不具合があっても、修理費をかければ必ず査定額以上に回収できるとは限りません。

査定前に分解したり高額な修理を依頼したりせず、まず現状を伝えて買取対象になるか確認するほうが判断しやすいでしょう。

電子ピアノ買取価格表の結論

電子ピアノの買取相場は、メーカーや年式だけでは決まりません。今回掲載した37件の公開実績でも、500円の古いモデルから15万円を超える上位モデルまであり、型番・年式・状態・付属品・査定時期によって価格差が大きいことが分かります。

  • 最初にメーカーと正確な型番を確認する
  • 自分と同じ型番・近い年式の公開実績を見る
  • 年式だけでなくモデルのグレードと状態を見る
  • 付属品と搬出条件までそろえて査定を依頼する
  • 価格表ではなく最終的な査定額・受取額で決める

価格表でおおよその位置を確認したら、最後は自分の電子ピアノそのものを査定してもらう必要があります。1社の価格だけで即決せず、同じ条件で比較すると、自分の機種の現在の相場をつかみやすくなります。

公開実績はあくまで過去の一例です。自分の型番・状態・付属品・設置状況を伝えて現在の受付条件や査定内容を確認し、価格だけでなく搬出条件も含めて比較してから決めると安心です。

電子ピアノの査定条件を比較して売却を検討する女性

\ 自分の電子ピアノの査定条件を確認 /

査定内容を確認したうえで、売却するか、ほかの業者も比較するかを決めれば大丈夫です。

よくある質問

10年以上前の電子ピアノでも買取できますか?

買取される例はあります。今回確認した公開実績でも、2007年製のYAMAHA CLP-280PE、2009年製のKAWAI CA12RやCASIO PX-130に価格が付いた事例があります。

ただし、10年以上前なら必ず売れるという意味ではありません。型番・状態・中古需要などによって買取不可になる場合もあるため、まず型番と現在の状態を伝えて確認してください。

古い機種で「値段が付かなかった場合はどうする?」まで確認したい方は、電子ピアノが買取不可になる理由と処分方法も参考にしてください。

買取価格表に同じ型番があれば同じ金額で売れますか?

同じ金額になるとは限りません。同一型番でも状態、付属品、査定時期、在庫、地域、搬出条件などによって価格が変わります。同じ型番の公開実績は「査定前の目安」として使い、実際の査定額と比較してください。

電子ピアノは何年くらいまで買取されますか?

「○年以内なら必ず買取できる」という一律の基準はありません。今回の公開実績では2007年製や2009年製でも価格が付いた例がありますが、同じ年式でも型番・状態・中古需要によって結果は変わります。

年数だけで処分を決めず、まず型番を伝えて買取対象になるか確認するのがおすすめです。

故障している電子ピアノは修理してから売るべきですか?

先に修理する必要があるとは限りません。修理費をかけても査定額の上昇分で回収できるとは限らないため、まず故障内容を伝え、現状のまま査定対象になるか確認する方法があります。

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売るか迷っていても大丈夫です。概算だけ先に知っておくと、減額や追加費用への不安を減らせます。

  • メーカー名(YAMAHA/KAWAIなど)
  • 型番・製造番号(分からなければ写真でもOK)
  • 設置場所(1階/2階、階段、エレベーターの有無)
  • 搬出経路(玄関幅や曲がり角が不安なら写真)
  • 外観の状態(大きな傷・日焼けなど)
  • 付属品(椅子・ペダル・説明書など。なくても相談OK)

※売るかどうかは後から決めても大丈夫です。査定額に納得できなければ見送れるため、まずは概算確認だけでも問題ありません。

手間なく売りたい方は単体査定、高く売りたい方は相見積もりを選びましょう。

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この記事を書いた人

音楽大学卒・ピアノ講師歴20年以上。500名以上の生徒を指導しながら、ピアノ買取・売却・査定・損しない売却方法や注意点・ピアノの終活・遺品整理の相談にも携わる専門家。YAMAHA・KAWAIなどの多数の実機経験をもとに、「想いをつなぐピアノ買取・売却」をテーマに信頼できる情報を発信中。

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